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クロアチア旅行のネット環境ガイド|eSIM・WiFi・通信事情を徹底解説

🇭🇷 クロアチア 基本情報

通貨
ユーロ (EUR)(2023年からユーロ導入)
言語
クロアチア語
時差
UTC+1(夏時間UTC+2)
ビザ
不要(短期)
電圧
230V
プラグ
C, F

結論:クロアチア旅行はEU周遊eSIM1枚で快適に過ごせる

筆者はクロアチアを旅行した経験がありますが、2023年のEU加盟とユーロ導入によって、この国の旅行のしやすさは劇的に変わりました。通信面でも同じです。EU域内ローミング規則が適用されるようになったため、ヨーロッパ周遊eSIMを1枚持っていればクロアチア全土で使えます。ドブロブニクの城壁の上でもスプリットの路地裏でも、eSIMをONにした瞬間からネットに繋がります。

Airalotrifaのヨーロッパプランを出発前にインストールしておけば、ザグレブ空港に着いた瞬間から通信に困ることはありません。筆者はアドリア海沿岸を1週間かけて南下しましたが、eSIM1枚で通信面のストレスはほぼゼロでした。

以下、クロアチアの通信事情と、eSIM・現地SIMの具体的な選び方をまとめた。

クロアチアの通信事情 — EU加盟で一気に便利になった国

クロアチアはアドリア海に面した南東ヨーロッパの国です。ドブロブニク、スプリット、プリトヴィツェ湖群国立公園、そしてフヴァル島をはじめとする美しい島々。観光資源に恵まれた国ですが、かつては通信面で不便を感じることもありました。

2023年1月1日、クロアチアはEUに正式加盟し、同時にユーロを導入しました。この変化は通貨だけでなく通信にも大きな影響を与えています。EU域内ローミング規則(Roam Like at Home)が適用されるようになり、EU対応のeSIMがクロアチアでも追加料金なしで使えるようになりました。

筆者がクロアチアを訪れたのはEU加盟後のことです。ザグレブ空港に降り立ってeSIMをONにしたら、Croatian Telecomの回線を掴んで即座に4Gに接続されました。以前バルカン半島を旅行した知人は「国境を越えるたびにSIMを買い替えた」と言っていましたが、EU加盟後のクロアチアではそんな面倒はありません。周遊eSIM1枚で、隣国のスロベニアやイタリアからそのままシームレスに繋がります。

クロアチアの通信キャリア事情

クロアチアには主要な通信キャリアが3つあります。

キャリアシェア特徴
Croatian Telecom(HT / T-Mobile系)約45%クロアチア最大手。Deutsche Telekom傘下。全土のカバレッジが最も広い
A1 Croatia約30%オーストリアA1 Telekom傘下。都市部では安定した通信品質
Telemach(旧Tele2)約20%低価格路線。都市部は問題ないが離島のカバレッジがやや弱い

旅行者向けeSIMの多くはCroatian TelecomまたはA1 Croatia回線を利用しています。筆者がAiraloのヨーロッパプランで接続した際はCroatian Telecom回線に繋がりました。ドブロブニクの城壁の上、スプリットのディオクレティアヌス宮殿の中、ザグレブの市街地、いずれも4Gで安定していました。

Croatian Telecomはドイツ・テレコム傘下ということもあり、ドイツのT-Mobile系eSIMとの相性が良いです。カバレッジの面では内陸部や離島を含めて最も信頼性が高いキャリアです。

都市・エリア別の通信環境

ドブロブニク(Dubrovnik)

ドブロブニクはクロアチア観光のハイライトです。「アドリア海の真珠」と称される旧市街は、城壁に囲まれた中世の街並みがそのまま残っています。

通信環境は良好です。旧市街の内部、城壁の上、ロヴリイェナツ要塞周辺、いずれも4Gがしっかり入ります。筆者はドブロブニクの城壁ウォーク(約2kmの周回コース)をしながらGoogleマップのGPSを起動していましたが、途切れることなく現在地を追跡してくれました。城壁の上から旧市街のオレンジ屋根とアドリア海を一望しながら、リアルタイムでInstagramのストーリーを上げられるのは、通信が安定しているからこそです。

ドブロブニクは「ゲーム・オブ・スローンズ」のロケ地としても有名です。筆者はロケ地マップのアプリを入れて旧市街を歩き回りましたが、狭い路地の中でもアプリがスムーズに動きました。ミンチェタ要塞(King’s Landing)やジェズイット階段(Shame Scene)など、ロケ地をGPSで探しながら巡る体験は、安定した通信がなければ成立しません。旧市街は石造りの建物が密集していますが、電波が遮断されるような場面はほとんどありませんでした。

旧市街のカフェにはフリーWiFiを提供している店もあります。筆者が城壁ウォークの後に入ったプラツァ通り沿いのカフェではWiFiが使えました。速度はそこそこですが、休憩がてらeSIMのデータを節約する程度には使えます。ただし観光シーズンのドブロブニクは人が多く、WiFiが混雑して遅くなることもあるので、eSIMをメインにしておくのが安全です。

スプリット(Split)

スプリットはクロアチア第2の都市であり、ローマ皇帝ディオクレティアヌスが建てた宮殿が旧市街の中核をなしています。通信環境はドブロブニクと同等に良好です。

ディオクレティアヌス宮殿の内部は、古代ローマの建造物の中に住居やショップ、レストランが入り込んだ独特の空間です。幅1メートルもない路地が迷路のように入り組んでいて、初めて歩くと方向感覚を失います。筆者は宮殿内の細い路地で何度もGoogleマップを確認しましたが、石造りの建物に挟まれた狭い路地の奥でもちゃんと4Gが入りました。「この狭さで電波入るのか」と正直驚いたのを覚えています。

スプリットはフヴァル島やブラチュ島へのフェリーの発着地でもあります。港周辺の通信環境は良好で、フェリーの時刻表をオンラインで確認したりチケットを購入したりするのに不便はありません。

プリトヴィツェ湖群国立公園(Plitvice Lakes)

プリトヴィツェ湖群はクロアチアの内陸部にある世界遺産の国立公園です。16の湖と92の滝が階段状に連なる景観は、クロアチア旅行で外せないスポットです。

ただし、通信環境は都市部とは異なります。入口付近のチケット売り場やビジターセンター周辺では4Gが入りますが、遊歩道を進んで森の奥に入ると電波が弱くなるエリアがあります。筆者が下湖群(Lower Lakes)から上湖群(Upper Lakes)へ歩いた際、森林に囲まれた遊歩道の途中で電波が3Gに落ちたり、一時的に圏外になる区間がありました。

筆者はプリトヴィツェの遊歩道で写真を撮りながらInstagramに投稿しようとしたところ、アップロードが途中で止まってしまいました。「ここは自然を楽しめということか」と思って、投稿は駐車場に戻ってからまとめてやりました。国立公園内では通信に頼りすぎず、オフラインマップとパークマップ(入口で配布される紙の地図)を併用するのが賢明です。

プリトヴィツェに行く予定がある方は、出発前にGoogleマップのオフラインマップをダウンロードしておくことを強くおすすめします。

ザグレブ(Zagreb)

クロアチアの首都ザグレブの通信環境は、首都だけあって申し分ありません。上町(Gornji Grad)、下町(Donji Grad)ともに4Gが安定しています。5Gの展開も始まっており、中心部では対応端末で高速通信が可能です。

ザグレブ空港にはフリーWiFiがあり、到着直後の通信手段としては一応使えます。ただし速度は平均的で、eSIMがあればわざわざ使う必要はありません。

フヴァル島(Hvar)

フヴァル島はアドリア海に浮かぶリゾートアイランドで、ヨーロッパのセレブが集まることでも知られています。フヴァルタウン(Hvar Town)の通信環境は良好で、港沿いのプロムナードやレストランエリアでは4Gが安定しています。

筆者はスプリットからフヴァル島までフェリーで渡りましたが、フェリーの航行中も海上でeSIMの電波を拾い続けていました。アドリア海の上でLINEのメッセージが届いたときは、ちょっと感動しました。ただし沿岸から離れると電波が弱くなることがあるので、フェリーでの安定した通信は保証されません。島の内陸部やビーチの奥まった場所では電波が弱くなる場面もありますが、観光で訪れる範囲であれば問題ないレベルです。

ザグレブからスプリットへのバス移動 — 長距離バスの通信事情

クロアチア国内の都市間移動には長距離バスがよく使われます。ザグレブからスプリットまではバスで約5〜6時間。筆者もこのルートをバスで移動しました。

結論から言うと、eSIMの電波は概ね入りますが、区間によってムラがあります。ザグレブを出発してしばらくは高速道路沿いで4Gが安定していましたが、内陸部の山間エリアに差し掛かると3Gに落ちたり、トンネル内で一時的に圏外になる場面がありました。ダルマチア地方の海沿いに出ると再び4Gが安定します。

5〜6時間の長距離移動なので、筆者は出発前にNetflixの動画をダウンロードしておきました。これは正解でした。電波が不安定な区間でも退屈せずに過ごせます。音楽やポッドキャストのオフライン再生も準備しておくと安心です。

バスにはWiFiが搭載されている車両もありますが、品質はまったく期待しないほうがいいです。筆者が乗ったバスにもWiFiのステッカーが貼ってありましたが、接続してみたら実質使い物になりませんでした。eSIMの4G回線を使うほうが圧倒的に快適です。

モンテネグロへの国境越え — EU周遊eSIMの注意点

ドブロブニクからモンテネグロのコトルまでは車で約2時間。日帰りで訪れる旅行者も多いルートです。筆者もドブロブニク滞在中にモンテネグロまで足を延ばしました。

ここで注意すべきは、モンテネグロはEU非加盟国だという点です。「クロアチアがEUだからモンテネグロもそうだろう」と思い込んでいると、国境を越えた瞬間にeSIMが使えなくなる可能性があります。

ただし、筆者の場合は問題ありませんでした。Airaloのヨーロッパプランにはモンテネグロも含まれていたため、国境を越えても自動的にモンテネグロのキャリアに切り替わり、そのまま通信できました。コトルの旧市街を歩いている間も、ブドヴァのビーチでも、通信が途切れることはありませんでした。

重要なのは、購入するeSIMプランの対象国リストを事前に確認することです。「ヨーロッパプラン」と書いてあっても、モンテネグロやボスニア・ヘルツェゴヴィナなどEU非加盟のバルカン諸国が含まれていないプランもあります。クロアチアから周辺国に足を延ばす予定がある方は、プランの対象国リストを必ずチェックしてください。

通信手段の比較 — eSIM・フリーWiFi・現地SIM

クロアチア旅行で選べる通信手段を比較します。

項目eSIMフリーWiFi現地SIM
事前準備渡航前にインストール可能不要現地で購入が必要
利用開始到着後すぐ使えるスポットを探す必要ありショップで手続き(15分〜30分)
カバレッジ全土(Croatian Telecom/A1回線)観光地中心部に限定全土(購入キャリアに依存)
費用(7日間目安)1,200〜2,500円無料10〜20ユーロ(約1,600〜3,200円)
セキュリティ高い(キャリア回線)低い(暗号化なし)高い(キャリア回線)
テザリングサービスによる不可
EU周遊対応ヨーロッパプランなら追加料金なしスポット限定クロアチア国内のみ

eSIM(EU加盟の恩恵を最大限活かせる)

クロアチアが2023年にEUに加盟したことで、ヨーロッパ周遊eSIMがそのまま使えるようになりました。これは旅行者にとって大きなメリットです。クロアチア単体のプランを買う必要がなく、ヨーロッパ周遊プラン1枚でスロベニア、イタリア、ハンガリーなど周辺のEU加盟国もカバーできます。

サービス回線ヨーロッパ7日/3GBの目安料金テザリング日本語対応
AiraloCroatian Telecom系 / 現地大手約1,200円英語のみ
trifaキャリア指定なし約1,500円日本語完全対応
Holaflyキャリア指定なし約2,300円(無制限)不可日本語サイトあり
Glocal eSIM現地大手キャリア2,780円〜(3日間・無制限)日本語完全対応

設定の手順はeSIMの設定ガイドを参照してください。各サービスの詳しい比較はeSIM比較記事にまとめています。データ容量の選び方に迷ったら、eSIMのデータ容量ガイドも参考になります。

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フリーWiFi(観光地ではそこそこ使える)

クロアチアのフリーWiFi事情は、ドイツほど悲惨ではありません。ドブロブニクやスプリットの旧市街には、カフェやレストランでWiFiを提供している店がそれなりにあります。

筆者がドブロブニク旧市街のカフェで休憩した際、WiFiの速度はメールやLINEを使う分には問題ないレベルでした。ただし夏のハイシーズンには観光客が激増するため、WiFiが混雑して遅くなることは容易に想像できます。

フリーWiFiをメインの通信手段にするのは現実的ではありませんが、カフェ休憩のついでにeSIMのデータを節約する用途には使えます。フリーWiFi接続時のセキュリティリスクについてはフリーWiFiのセキュリティ記事で解説しています。

現地SIM(短期旅行ならeSIMのほうが手軽)

クロアチアの現地SIMは、空港やキャリアショップ、キオスクで購入できます。Croatian Telecomのプリペイドプランは7日間で10〜15ユーロ程度。購入手続きにはパスポートが必要です。

短期旅行であればeSIMのほうが圧倒的に手軽です。空港のキャリアショップで手続きする時間と手間を考えると、出発前にeSIMをインストールしておくほうが合理的です。

ヨーロッパ周遊との関係 — EU加盟国のメリットを最大限活かす

クロアチアは2023年にEUに加盟しました。これはeSIM選びにおいて大きなメリットです。

EU域内ローミング規則により、ヨーロッパ周遊eSIMはクロアチアを含むEU全域で追加料金なしで利用できます。クロアチアを含む周遊ルートの例を挙げます。

  • ザグレブ → リュブリャナ(スロベニア) → ヴェネツィア(イタリア)
  • ドブロブニク → スプリット → ザグレブ → ブダペスト(ハンガリー)
  • ザグレブ → ウィーン(オーストリア) → プラハ(チェコ)

筆者はクロアチアの前にスロベニアに滞在していましたが、スロベニアからクロアチアへの国境越えの際、eSIMは何も設定を変えることなくそのまま使えました。EU加盟国同士の移動は本当にシームレスです。国境でパスポートを見せる以外、通信面で意識することはゼロでした。

ただし、バルカン半島を広く周遊する場合は注意が必要です。モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、セルビアはEU非加盟国です。これらの国に立ち寄る予定がある場合は、eSIMプランの対象国リストを確認してください。主要なヨーロッパ周遊eSIMはバルカン諸国もカバーしていることが多いですが、安いプランでは対象外のケースがあります。

ヨーロッパ周遊全般の通信戦略はヨーロッパ周遊ガイドにまとめています。ヨーロッパ向けeSIMの比較はヨーロッパeSIM比較記事も参考になります。

eSIMの選び方 — クロアチアの事情を踏まえて

クロアチア旅行のeSIM選びで押さえるべきポイントを整理します。

1. 周遊プランを選べば間違いない

クロアチアはEU加盟国なので、ヨーロッパ周遊プランがそのまま使えます。クロアチア単体のプランより数百円高い程度で、周辺国もカバーできます。「ドブロブニクからモンテネグロに日帰りしたい」「スプリットからイタリアにフェリーで渡りたい」といった予定変更にも柔軟に対応できるので、最初から周遊プランを選んでおくのがおすすめです。

2. データ容量は5GBあれば安心

クロアチアは観光地にフリーWiFiがそこそこあるため、ドイツほどモバイルデータに頼る比率は高くありません。1日500MB〜1GBが目安で、1週間なら5GBプランで十分です。ただしプリトヴィツェ湖群など自然エリアでは通信が不安定になるため、あらかじめオフラインマップを準備しておくとデータ消費を抑えられます。

3. バルカン周遊なら対象国リストを確認

クロアチアだけならEU周遊プランで確実にカバーされますが、モンテネグロやボスニアにも行く場合はプランの対象国リストが重要になります。筆者はAiraloのヨーロッパプランでモンテネグロもカバーできましたが、すべてのプランが同じとは限りません。

4. 日本語サポートが必要かどうか

クロアチア語で通信トラブルに対応するのはまず無理です。英語は観光地なら通じますが、キャリアショップでの細かいやり取りは難しい場面もあります。日本語でのサポートが必要なら、trifaGlocal eSIMが日本語に完全対応しています。

各eSIMサービスの詳しい比較はeSIM比較記事にまとめています。

VPN事情 — 規制はないが、フリーWiFi利用時には注意

クロアチアにはインターネット規制がありません。Google、LINE、Instagram、YouTube、Xなど、日本で使っているサービスはすべてそのまま利用できます。

VPNが役立つ場面は以下の通りです。

  • 日本のTVer、ABEMA、NHKプラスなど地域制限のある動画サービスを視聴したいとき
  • ホテルやカフェのフリーWiFiを安全に使いたいとき(通信の暗号化)
  • 公共WiFiでクレジットカード情報やネットバンキングを扱うとき

筆者はドブロブニクのホテルでNordVPN経由でTVerに接続しました。アドリア海を眺めながら日本のバラエティ番組を見るという、なんとも不思議な体験でしたが、長旅の疲れを日本語の番組で癒せるのはありがたいものです。

VPNの選び方と主要サービスの比較はVPN比較記事にまとめています。

クロアチアはEU加盟国なので、ヨーロッパ周遊eSIM1枚で快適に過ごせます。AiraloならCroatian Telecom回線でクロアチア全土をカバーし、周辺国への周遊にもそのまま使えます。Airalo公式サイトでクロアチア・ヨーロッパ向けプランを見る

出発前チェックリスト

クロアチアに出発する前に、以下の準備を済ませておくと現地で慌てません。

  • eSIMの購入とインストール(eSIMの設定ガイドを参照。自宅のWiFi環境でインストールまで完了させておく)
  • eSIMの動作確認(インストール後、モバイルデータ通信の切り替えテストをしておく。トラブル時はeSIMトラブルシューティングを参照)
  • VPNアプリのインストールとテスト接続(日本にいる間に動作確認)
  • Googleマップのオフラインマップダウンロード(プリトヴィツェ湖群国立公園とその周辺は必須。ドブロブニク、スプリット、ザグレブの市街地も入れておくと安心)
  • 変換プラグの準備(クロアチアはC / Fタイプ。日本のAタイプのプラグはそのままでは使えません。Cタイプのプラグがあればヨーロッパ大陸で広く使い回せます)
  • クレジットカードの海外利用設定(事前に有効化。クロアチアではユーロ導入後、カード決済の普及が進んでいます。ただしローカルな市場や小さな商店では現金のみの店もあります。カード選びは海外クレジットカード比較記事を参考に)
  • 海外旅行保険の加入確認(クレジットカード付帯保険のカバー範囲も確認)
  • 翻訳アプリのダウンロード(クロアチア語のオフライン辞書を入れておくと便利。ドブロブニクやスプリットの観光地では英語が通じますが、ローカルレストランやバスターミナルではクロアチア語のみの場面もあります)
  • フェリー予約アプリの確認(Jadrolinija社のアプリまたはサイトで、フヴァル島やブラチュ島へのフェリー時刻と予約状況を確認しておく。夏のハイシーズンは満席になることがあります)

帰国後にやること

クロアチアから帰国したら、スマホの通信設定を元に戻す作業が必要です。

手順は3ステップです。

  1. モバイルデータ通信を日本のキャリア回線に戻す(設定 → モバイル通信 → 主回線を選択)
  2. クロアチアで使ったeSIMの回線をOFFにする(不要なら削除してもOK。再渡航の予定がある場合やヨーロッパ周遊プランの有効期限が残っている場合は残しておいても構いません)
  3. 機内モードをON → OFFにして、日本のネットワークに再接続する

これで日本のキャリア回線に正常に戻ります。うまく接続できない場合は、帰国後のeSIM設定ガイドを参照してください。

2023年にEU加盟を果たしたクロアチアは、ヨーロッパ周遊eSIMとの相性が抜群です。各サービスの料金・容量・回線を比較して最適なプランを選びましょう。eSIM主要サービスの比較はこちら

まとめ

クロアチアは2023年のEU加盟とユーロ導入によって、旅行者にとって格段に便利な国になりました。通信面でもEU域内ローミング規則の恩恵は大きく、ヨーロッパ周遊eSIM1枚でクロアチア全土をカバーできます。

ドブロブニクの城壁ウォークでGPSを使いながら歩き、スプリットの迷路のような路地でGoogleマップを頼り、フヴァル島へのフェリーの上でLINEを送る。筆者のクロアチア旅行は、eSIMがあったからこそスムーズに進みました。唯一、プリトヴィツェ湖群の森の中で電波が弱くなった以外は、通信で困る場面はほとんどありませんでした。

バルカン半島を周遊する方は、モンテネグロやボスニアなどEU非加盟国がeSIMプランに含まれているか確認してください。主要なヨーロッパ周遊プランならカバーされていることが多いですが、安いプランでは対象外の場合があります。

クロアチア旅行の通信準備はシンプルです。ヨーロッパ周遊eSIMを1枚入れておくこと。プリトヴィツェに行くならオフラインマップを準備しておくこと。この2点を押さえておけば、アドリア海の絶景を通信ストレスなしで楽しめます。バルカン半島を周遊する方はモンテネグロのeSIMガイドボスニアのeSIMガイドも参考にしてください。スロベニアのリュブリャナからザグレブへ入る方はスロベニアのeSIMガイドもあわせてどうぞ。

出発前にeSIM比較記事で自分に合ったプランを選んでおきましょう。

よくある質問

クロアチアでeSIMは使える?
問題なく使えます。Croatian Telecom(T-Mobile系)やA1 Croatia回線のeSIMなら、ドブロブニク、スプリット、ザグレブはもちろん、島嶼部でも安定して繋がります。2023年にEU加盟したため、ヨーロッパ周遊eSIMがそのまま使えるのも大きなメリットです。
クロアチアはヨーロッパ周遊eSIMで使える?
はい。2023年1月にEU加盟・ユーロ導入を果たしたため、EU域内ローミング規則が適用されます。ほぼすべてのヨーロッパ周遊eSIMプランに含まれています。
プリトヴィツェ湖群国立公園で電波は入る?
入口付近や主要な遊歩道沿いは概ね繋がりますが、森の奥に入ると電波が弱くなるエリアがあります。オフラインマップを事前にダウンロードしておくと安心です。
クロアチアからモンテネグロに日帰りする場合、eSIMはそのまま使える?
モンテネグロはEU非加盟国のため、プランによっては対象外です。ただし主要なヨーロッパ周遊eSIMにはモンテネグロも含まれていることが多いので、購入前に対象国リストを確認してください。
クロアチア旅行のデータ通信量の目安は?
地図・SNS・LINEで1日500MB〜1GB。1週間なら5GBプランが目安です。ドブロブニクやスプリットの観光中心ならフリーWiFiも併用できるため、データ消費は抑えやすいです。

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