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【2026年】海外旅行クレジットカードおすすめ5枚|年会費無料で保険付き

年会費ゼロで海外旅行に使えるカードは山ほどあります。でも正直、37か国を回ってたどり着いた筆者の結論はかなりシンプルでした。年会費と保険のバランスさえ合っていれば、ゴールドカードもプラチナカードも要りません。

年会費無料カードを2枚、ブランド違いで持つ。これだけで海外旅行のカード問題はほぼ片がつきます。

問題はどの2枚を選ぶかで、これが意外と悩ましい。年に1回の海外旅行なのか、月イチの出張なのか、初めての渡航なのか。旅行スタイルによって正解が変わるので、まず「あなたの状況」から入って、最適なカードの組み合わせを提示していきます。

結論: あなたに合うカードはこれ

旅行スタイル別に「これを選べば間違いない」を整理しました。

年会費無料で1枚だけ持つなら → エポスカード。海外旅行保険が自動付帯で、Visa対応なので世界中で使えます。持っているだけで保険が有効になる数少ない年会費無料カードです。エポスカード公式サイトへ
海外事務手数料を最小にしたい → 三井住友カード(NL)。ナンバーレスデザインでスキミング対策にも強く、Visaタッチ決済対応で年会費永年無料です。
還元率を最大化したい → リクルートカード。年会費無料カード最高水準の1.2%還元で、海外利用でも同率が適用されます。
ラウンジを使いたい → 年会費無料カードでは空港ラウンジは利用できません。プライオリティパス付きカードを検討してください。詳しくはプライオリティパス付きカードの比較記事をどうぞ。

以下、各カードの詳細と2枚持ちの最適な組み合わせを解説していきます。


まず比較:年会費無料でこの5枚

先に比較表を載せておきます。「とにかく時間がない、結論だけ知りたい」という方は、ここだけ見ていただければ判断できるはずです。

カード名年会費海外旅行保険海外事務手数料タッチ決済ポイント還元率
エポスカード無料自動付帯1.63%VISAタッチ対応0.5%
楽天カード無料利用付帯1.63%VISAタッチ/Mastercardコンタクトレス1.0%
三井住友カード(NL)無料利用付帯2.20%VISAタッチ/Mastercardコンタクトレス0.5%
リクルートカード無料利用付帯1.63%VISAタッチ/Mastercardコンタクトレス1.2%
JCBカードW無料利用付帯1.60%JCBコンタクトレス1.0%

こうして並べてみると、還元率と手数料率の差が一目でわかります。ここからは「あなたの旅行スタイル」別に、どのカードがフィットするかを見ていきましょう。

初めての海外旅行 → 保険の自動付帯が最優先

海外旅行保険に入り忘れた、あるいは費用を抑えたい。初めての海外旅行でまず確保すべきは「持っているだけで保険が有効になるカード」です。

2026年時点で、年会費無料かつ海外旅行傷害保険が自動付帯するカードはほとんど残っていません。エポスカードはその数少ない1枚。筆者が初めての海外旅行(大学時代のタイ旅行)で持っていったのもこのカードでした。

自動付帯なので、旅行代金をこのカードで払わなくても、財布に入れて持っていくだけで保険が有効になります。

  • 傷害死亡・後遺障害:最高3,000万円
  • 傷害治療費用:200万円
  • 疾病治療費用:270万円
  • 賠償責任:3,000万円
  • 救援者費用:100万円
  • 携行品損害:20万円

疾病治療270万円という数字、年会費無料カードとしてはかなり攻めています。アメリカのように医療費が極端に高い国では別途保険に入るべきですが、東南アジアやヨーロッパの短期旅行であれば、このカードだけでカバーできる範囲は想像以上に広いです。

ポイント還元率は0.5%と低め。ここは正直、物足りなさを感じるところ。でもこのカードの役割はメイン決済ではなく「保険証」だと割り切っています。

筆者は旅行のたびにエポスカードを必ずカバンに入れています。1枚しか持っていかないならエポスカードは選びません。でも2枚持つ前提なら、保険用の1枚として外せない。そういう立ち位置のカードです。

エポスカード ― 年会費無料で海外旅行保険が自動付帯

持っているだけで海外旅行傷害保険が有効になる、数少ない年会費無料カードです。傷害治療200万円・疾病治療270万円の補償があり、短期旅行なら別途保険に入らずに済むケースも多いです。

エポスカードを詳しく見る

年2〜3回の旅行者 → 還元率と手数料の差額が効いてくる

年に複数回海外へ行く人にとって、カード選びは「コスト計算」の問題になります。これ、筆者が出張で年に何度か海外に出るようになってから痛感したことです。

海外決済でかかるコストは大きく2つ。海外事務手数料(1.6〜2.2%)と、ポイント還元によるキャッシュバック。この差額を年間の海外利用額で計算してみると、なかなか見逃せない金額になります。

カード海外事務手数料還元率実質コスト(30万円利用時)
リクルートカード1.63%1.2%1,290円
楽天カード1.63%1.0%1,890円
JCBカードW1.60%1.0%1,800円
三井住友カード(NL)2.20%0.5%5,100円
エポスカード1.63%0.5%3,390円

リクルートカードと三井住友カード(NL)の差が3,810円。たかが3,810円と思うかもしれませんが、年2回の旅行で7,620円。これはもう空港で食べるラーメンの値段じゃありません。

リクルートカードの1.2%還元は年会費無料カードの中で最高水準です。旅行中に30万円をカード決済した場合、還元率0.5%のカードと比べて2,100ポイントの差がつきます。貯まるリクルートポイントはPontaポイントやdポイントに等価で交換可能。使い道に困ることはないでしょう。アプリのUIは楽天や三井住友ほど洗練されていませんが、この還元率の前では些細な話です。海外事務手数料は1.63%で標準的。VISAまたはMastercardブランドを選べば、海外のほとんどの場所で使えます。海外旅行傷害保険は利用付帯で、最高2,000万円の補償があります。

楽天カードは還元率1.0%で海外利用でも同率適用。10万円分の海外決済で1,000ポイント貯まります。楽天ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるため、普段から楽天経済圏にいる人にはこちらが自然な選択でしょう。海外旅行保険は利用付帯ですが、航空券をカードで買えば適用されるので実質的にはほぼ自動に近い運用が可能です。ハワイや韓国では楽天カード優待もあります。海外事務手数料は1.63%でエポスカードと同水準。

VISAまたはMastercardを選べばどちらもタッチ決済対応。海外利用を考えるなら、JCBやAMEXは加盟店が限られるのでVISAかMastercardの二択になります。

ヨーロッパ出張族 → セキュリティとタッチ決済が生命線

ヨーロッパに行ったことがある方ならわかると思いますが、あの地域ではタッチ決済が現金に完全に取って代わっています。

三井住友カード(NL)はこのシーンで抜群の安心感を発揮します。ナンバーレスデザインでカード番号が表面に印字されていないため、レストランでカードを渡すときも盗み見されない。筆者がロンドンの小さなレストランでカードを店員に預けたとき、「あ、番号見られてないかな」と一瞬ヒヤッとした経験があります。ナンバーレスなら、そもそも番号が見えないわけで、あの嫌な緊張感がなくなるのは地味に大きい。

ロンドンのTfL(交通局)ではVISAタッチで地下鉄に乗れて、1日の上限額を超えると自動的にデイリーキャップが適用されます。Oysterカードを買う手間が省けるのは旅行者にはかなり楽です。

弱点は海外事務手数料。2.20%は今回の5枚で最も高く、10万円決済で2,200円。エポスカードや楽天カードの1.63%と比べると0.57%の差があります。この数字を見るたびに「もうちょっと何とかならないのか」と思わなくもないですが、ナンバーレスの安心感との天秤で考えると、筆者はセキュリティを取ります。ポイント還元率も海外では0.5%にとどまります(国内の特定コンビニ・飲食店では最大7%還元ですが、海外では適用外)。

海外旅行傷害保険は利用付帯で、最高2,000万円の補償があります。

手数料の高さを差し引いても、ヨーロッパでの安心感は別格です。スキミングのリスクが高い地域、現金を持ち歩きたくない都市部では、このカードの実用性は高いと感じます。

三井住友カード(NL) ― ナンバーレスで海外利用も安心

カード番号が印字されていないナンバーレスデザインで、海外でのスキミングや盗み見リスクを軽減できます。年会費無料、VISAタッチ対応で、ヨーロッパの公共交通機関でもそのまま使えます。

三井住友カード(NL)を詳しく見る

アジア・ハワイが中心 → JCBプラザの日本語対応が活きる

JCBカードWは39歳以下限定のカードです。年会費無料で基本還元率1.0%。ヨーロッパや南米ではJCBの加盟店が少ないためメインカードにはなりにくいですが、行き先がハワイ、グアム、韓国、台湾、タイに偏っているなら話は別。

筆者がソウルの明洞で焼肉屋に入ったとき、JCBカードを出したらまったく問題なく通りました。むしろ店員さんが「JCBの割引ありますよ」と教えてくれて、ちょっと得した気分に。こういう体験があるとJCBの印象が変わります。

JCBプラザという現地サポートデスクが主要都市にあり、日本語で相談できます。海外事務手数料も1.60%と今回の5枚で最低水準。JCBが使える店に限定されるとはいえ、手数料面では最もお得です。海外旅行傷害保険は利用付帯で最高2,000万円。

VISAやMastercardのカードをメインにしつつ、JCBが使える店ではJCBカードWで決済する。この使い分けが合理的です。

筆者おすすめの2枚持ち組み合わせ

5枚すべてを持っていく必要はありません。旅行スタイル別に最適な組み合わせを整理しました。枚数の考え方を詳しく知りたい方はクレジットカードの持っていく枚数と組み合わせをどうぞ。

パターンA(保険重視):エポスカード(VISA)+ 楽天カード(Mastercard)

筆者が一番長く使っている組み合わせがこれです。エポスカードで旅行保険を自動付帯させつつ、普段の決済は還元率1.0%の楽天カードを使う。VISAとMastercardの2ブランドを持てるため、どちらかが使えない店でも対応できます。

パターンB(還元率重視):リクルートカード(VISA)+ エポスカード(VISA)

還元率1.2%のリクルートカードをメインにしつつ、エポスカードを保険用に持っておく組み合わせです。両方VISAブランドになるのが唯一の泣き所。還元率と保険の両方を最大化できますが、Mastercardも持ちたい場合は、楽天カードをMastercardで追加発行するのも手です。

パターンC(ヨーロッパ特化):三井住友カード(NL)(VISA)+ エポスカード(VISA)

ヨーロッパ出張や長期旅行が多い方向けの組み合わせです。三井住友カード(NL)のナンバーレスデザインで日常的な決済のセキュリティを確保しつつ、エポスカードの自動付帯保険でリスクをカバーします。還元率は両カードとも0.5%と低め。「もうちょっとポイント欲しいな」と思う場面はありますが、ヨーロッパでは手数料よりセキュリティと保険の安心感が優先されます。

海外事務手数料の仕組みと比較

海外でクレジットカードを使うと「海外事務手数料」が上乗せされます。これはカード会社が通貨の両替処理にかかる費用として請求するもので、利用額の1.6〜2.2%が一般的です。

筆者がこの手数料の存在を知ったのは、最初の海外旅行から帰国してカード明細を見たときでした。「あれ、現地で見た値段より高い」と焦って調べたら、手数料だったという。知らないと地味にダメージを受けるやつです。

たとえば、パリのレストランで100ユーロ(約16,500円)を支払った場合、手数料率1.63%なら約269円、2.20%なら約363円が加算されます。1回の差は小さくても、2週間の旅行で50万円を使えば差額は2,850円になります。

カード海外事務手数料VISAブランドMastercardブランド
JCBカードW1.60%--
エポスカード1.63%対応-
楽天カード1.63%対応対応
リクルートカード1.63%対応対応
三井住友カード(NL)2.20%対応対応

注意点として、手数料率はカード会社のものであり、国際ブランド(VISAやMastercard)が設定する為替レートとは別です。VISAとMastercardでは為替レートに微妙な差があり、日によってどちらが有利かは変わります。ただし、その差は0.1〜0.3%程度なので、手数料率の差のほうがはるかに大きいです。

筆者はスペイン旅行中に三井住友カード(NL)とエポスカードを併用しましたが、同日に同じ店でそれぞれ決済した際の明細を比較すると、手数料率の差(0.57%)がそのまま請求額に反映されていました。こうして実際に数字を見ると、カード選びってバカにならないなと。セキュリティと手数料のどちらを優先するかは、旅行の目的と滞在日数で判断してください。

旅行保険:自動付帯と利用付帯の違い

クレジットカードの海外旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。この違いを理解しておかないと、いざという時に保険が使えない事態になりかねません。筆者自身、利用付帯のカードで保険を有効にし忘れたことがあって、帰国後にゾッとした経験があります。

自動付帯:カードを所有しているだけで保険が有効になります。旅行代金をそのカードで払う必要はありません。出発時に財布に入れておくだけでOKです。

利用付帯:旅行に関する費用(航空券、ツアー代金、空港までの公共交通機関など)をそのカードで支払った場合にのみ保険が適用されます。

カード付帯条件傷害治療疾病治療携行品損害
エポスカード自動付帯200万円270万円20万円
楽天カード利用付帯200万円200万円-
三井住友カード(NL)利用付帯50万円50万円15万円
リクルートカード利用付帯100万円100万円20万円
JCBカードW利用付帯100万円100万円20万円

三井住友カード(NL)の傷害治療・疾病治療が50万円というのは、正直心もとないですよね。アジアの短期旅行ならまだしも、ヨーロッパやアメリカでは50万円なんてすぐに吹き飛ぶ金額です。

利用付帯のカードで保険を有効にするコツがあります。航空券をそのカードで購入するのが確実ですが、自宅から空港までの電車やバスの運賃をカードで払うだけでも条件を満たす場合があります。楽天カードの場合、空港までのSuicaチャージをカード決済しておけば利用付帯の条件をクリアできます。

筆者はエポスカードの自動付帯をベースにしつつ、航空券を楽天カードで購入することで、2枚分の保険を重ね掛けしています。複数カードの保険は合算されるため(傷害死亡・後遺障害を除く)、治療費用の補償を厚くできます。エポスカード(疾病270万円)+楽天カード(疾病200万円)で合計470万円の疾病治療補償。この数字なら、ヨーロッパの短期旅行でもだいぶ安心できます。

ただし、アメリカの医療費は盲腸の手術で200万〜300万円、救急車で数十万円というレベルです。カード付帯保険だけでは不足する可能性があるので、アメリカ渡航時は別途海外旅行保険への加入を検討してください。

空港ラウンジが使えるカードはあるか

年会費無料のカードで空港ラウンジに入れるものは、残念ながらありません。空港ラウンジの利用にはゴールドカード以上が必要です。

ただし、エポスカードには年会費無料のまま「エポスゴールドカード」へのインビテーション(招待)が届く仕組みがあります。年間50万円程度の利用を続けると招待が届き、通常5,000円の年会費が永年無料になります。筆者のもとにもカードを作ってから約1年半で招待が届きました。あの封筒を開けたときの「来た」感は、ちょっとしたご褒美でした。エポスゴールドカードなら国内主要空港のラウンジが無料で利用可能です。

海外の空港ラウンジ(プライオリティパス対応ラウンジ)を使いたい場合は、年会費がかかりますが楽天プレミアムカード(年会費11,000円)がプライオリティパスを無料付帯しています。年2回以上海外へ行くなら、プライオリティパスの年会費(通常469ドル)と比べて大幅にお得です。

筆者のスタンスとしては、年1〜2回の旅行なら空港ラウンジのために年会費を払う必要はないと考えています。搭乗前の2〜3時間はカフェで十分。ただし年3回以上で、乗り継ぎが多い旅程を組む方は、ラウンジカードの導入を検討する価値があります。ドバイで深夜6時間トランジットしたときに空港ラウンジのありがたみを痛感したので、頻度が上がったら話は変わります。詳しくはプライオリティパス付きカードの比較記事で解説しています。

渡航先別おすすめカード

旅行先によって、カードの使い勝手は大きく変わります。筆者の渡航経験を踏まえて、地域別のおすすめをまとめます。

ヨーロッパ(西欧):三井住友カード(NL)+エポスカード

ロンドン、パリ、バルセロナ、アムステルダムなどの都市部はほぼカード決済のみで生活できます。VISAタッチ対応の三井住友カード(NL)がメインに最適です。ロンドンの地下鉄、パリのメトロ、アムステルダムのトラムもタッチ決済で乗車可能です。

東南アジア(都市部):楽天カード+エポスカード

バンコク、クアラルンプール、シンガポールはカード対応率が高いですが、屋台やローカル市場では現金が必要です。楽天カードの1.0%還元でポイントを貯めつつ、現金も多めに用意してください。タイのコンビニやドラッグストアではVISAタッチが使えます。

ハワイ・グアム:JCBカードW+楽天カード(Mastercard)

JCBはハワイに強く、ワイキキトロリーの無料乗車やJCBプラザラウンジが利用できます。JCBカードWをメインにしつつ、JCBが使えない店では楽天カード(Mastercard)で対応する形がスムーズです。

韓国・台湾:JCBカードW+エポスカード

韓国と台湾はJCB加盟店が多く、JCBカードWの1.60%という低い海外事務手数料が活きます。明洞や西門町のショッピングエリアではJCBが問題なく使えます。

カード申し込みから届くまでの期間

出発直前に慌てて申し込む方が多いですが、カードの発行には時間がかかります。筆者もドイツ出張の3日前にマルイの新宿店でエポスカードを受け取ったことがありますが、あれはギリギリすぎて心臓に悪かった。目安をまとめておきます。

カード審査期間カード到着まで最短ルート
エポスカード最短数分即日(マルイ店頭受取)マルイ店頭で当日受取可能
三井住友カード(NL)最短10秒(デジタル)約1週間(プラスチック)デジタルカードなら即日利用開始
楽天カード約1週間約1〜2週間オンライン申し込みのみ
リクルートカード約1週間約1〜2週間オンライン申し込みのみ
JCBカードW最短5分(デジタル)約1週間(プラスチック)デジタルカードで先に利用可能

出発の3週間前に申し込めば、審査落ちした場合の代替カードを申し込む時間も確保できます。2枚申し込む場合は、同じ日にまとめて申し込むと審査に影響することがあるので、1週間程度の間隔を空けるのが無難です。

三井住友カード(NL)のデジタルカードは、審査通過後すぐにVpassアプリでカード番号が確認でき、Apple PayやGoogle Payに登録すればプラスチックカードが届く前にタッチ決済で使い始められます。オンラインでのeSIM購入やホテル予約にもすぐ使えるので、急ぎの場合はこの方法が現実的です。

急ぎならこの2枚

エポスカードはマルイ店頭で即日受取。三井住友カード(NL)はデジタルカードが最短10秒で発行され、Apple Pay経由で当日からタッチ決済が使えます。

エポスカード公式サイトへ 三井住友カード(NL)公式サイトへ

渡航先別:カードと現金のバランス

筆者がポルトガル、スペイン、フランス、オランダ、ドイツ、チェコを3週間で回ったとき、現金を使ったのは3回だけでした。プラハの古い市場で買ったトゥルデルニーク、リスボンの路上パフォーマーへのチップ、アムステルダムの公衆トイレ。オランダに至っては「Cash? No, card only.」と現金お断りの店すらありました。あれには驚きましたね。

一方、インド旅行では地方都市で現金が必須でした。デリーやムンバイの大きなモールならカードが使えますが、ローカルの食堂や市場、リキシャーの支払いは現金のみ。東南アジアの地方部やアフリカも同様です。

渡航先カード:現金の目安備考
西ヨーロッパ9:1タッチ決済で公共交通も乗れる
韓国・台湾8:2夜市や小規模店では現金
東南アジア都市部6:4ショッピングモールはカードOK
東南アジア地方・インド3:7現金メインで計画を

渡航先によってカードと現金の比率を調整してください。VISAとMastercardの地域別の使い勝手はVISA vs Mastercardの比較記事で詳しく解説しています。

海外での通信手段も出発前に準備しておきましょう。eSIMなら空港に着いた瞬間からネットが使えます。主要eSIM 5社の比較レビュー

海外旅行のカード利用で気をつけること

海外でクレジットカードを使う際に知っておくべきポイントをまとめます。

まず、DCC(Dynamic Currency Conversion)には注意してください。海外の店舗やATMで「日本円で支払いますか?」と聞かれることがあります。これに応じると、店舗側が設定した不利なレートで換算されるため、手数料が3〜5%上乗せされることがあります。筆者はスペインのバルセロナで一度やられました。あのときの損失は約1,200円。たかが1,200円ですが、知っていれば避けられたコストです。必ず現地通貨での支払いを選んでください。

次に、カードの利用停止リスクです。海外で急にカードを使い始めると、不正利用と判断されて利用停止になることがあります。出発前にカード会社に海外渡航の連絡を入れておくと安心です。最近はアプリから簡単に設定できるカードも増えています。

そして、スキミング対策です。海外のATMではスキミング装置が仕掛けられていることがあります。空港や銀行内のATMなど、管理が行き届いている場所を選んで使いましょう。

カード以外の出発前準備

カードの準備ができたら、通信手段とセキュリティも押さえておきましょう。海外のフリーWiFiでカード決済をする場面では、VPNで通信を暗号化しておくと安心です。

海外出張が多い方は出張向けクレジットカードの記事も参考になります。学生の方は学生向けクレジットカードの比較記事、デビットカードとの使い分けはデビットカード海外利用の記事をどうぞ。

海外のフリーWiFiでカード情報を扱う場面では、VPNによる通信の暗号化が有効です。海外旅行向けVPN 5社の比較レビューで各サービスの違いを確認できます。通信手段の準備にはeSIM比較レビューもあわせてどうぞ。

まとめ:年会費無料でも海外旅行は十分戦える

年会費無料のクレジットカードでも、海外旅行で困ることはほとんどありません。

保険を重視するならエポスカード、還元率を重視するならリクルートカード、セキュリティを重視するなら三井住友カード(NL)、バランス重視なら楽天カードが最適です。JCBカードWはアジア・太平洋地域への旅行に強いサブカードとして活躍します。

37か国を旅してきた筆者から言えることは、年会費の高さとカードの海外での使いやすさは比例しないということ。大切なのは、渡航先に合ったブランドを選ぶこと、タッチ決済に対応していること、そして最低2枚を別々の場所に保管して持っていくこと。このシンプルな原則さえ守れば、ゴールドカードを持っている人と遜色のない旅ができます。

この記事で紹介した5枚はすべて年会費無料です。維持コストがかからないので、海外旅行用に1枚追加で作っておくというのも賢い選択です。

筆者おすすめの2枚

保険用の1枚 ― 年会費無料で海外旅行保険が自動付帯。持っているだけで保険が有効になります。

エポスカード公式サイトへ

決済用の1枚 ― ナンバーレスでスキミング対策に強く、VISAタッチで海外の公共交通にも対応。

三井住友カード(NL)公式サイトへ
各カードの詳しいレビューは[エポスカード](/reviews/epos-card-overseas)、[楽天カード](/reviews/rakuten-card-overseas)、[三井住友カード(NL)](/reviews/smbc-nl-overseas)、[アメックスゴールド](/reviews/amex-gold-overseas)の個別記事を参照してください。空港ラウンジを重視する方は[プライオリティパス付きカードの比較記事](/reviews/priority-pass-credit-cards)、カード付帯の旅行保険で足りるか不安な方は[旅行保険とクレカ付帯保険の比較](/reviews/travel-insurance-credit-card)も参考にしてください。海外ATMでのキャッシングについては[海外キャッシング比較](/reviews/overseas-atm-cashing)、海外の手数料の仕組みは[クレジットカード海外手数料の解説](/reviews/credit-card-overseas-fees)で詳しく説明しています。

渡航先の通信環境もあわせて準備しておくと安心です。eSIM比較記事で通信手段を、渡航先別の通信ガイド(ハワイバリ島イタリアモルディブマレーシアニュージーランドスペインドイツイギリスフランスなど)で現地事情を確認しておくと、出発前の準備が万全になります。円安が気になる方は円安時代の海外旅行節約術で通信費や決済手数料を抑える方法を解説しています。

よくある質問

海外旅行にクレジットカードは何枚必要?
最低2枚は持っていくことをおすすめします。1枚が使えなくなった場合の予備と、VISAとMastercardの両ブランドを持つことで対応範囲が広がります。
年会費無料で海外旅行保険がつくカードはある?
エポスカードが代表的です。年会費無料で海外旅行傷害保険が自動付帯します。補償額は大きくありませんが、無料で持てるカードとしては十分です。
海外でクレジットカードを使うと手数料はかかる?
はい、海外事務手数料がかかります。一般的に1.6〜2.2%程度です。カードによって手数料率が異なるので、海外利用が多い方は低手数料のカードを選ぶと節約になります。
タッチ決済は海外で使える?
欧米やアジアの主要都市ではタッチ決済が普及しています。特にヨーロッパでは現金よりタッチ決済のほうが一般的な国もあります。VISAタッチやMastercardコンタクトレス対応カードを持っていくと便利です。
自動付帯と利用付帯の違いは?
自動付帯はカードを持っているだけで保険が有効になります。利用付帯は旅行代金(航空券やツアー代)をそのカードで支払った場合にのみ保険が適用されます。2026年時点で年会費無料かつ自動付帯のカードはエポスカードなどごく少数です。
カードを申し込んでから届くまでどのくらいかかる?
最短でエポスカードのマルイ店頭受取が即日発行。三井住友カード(NL)はデジタルカードが最短10秒で発行され、プラスチックカードは約1週間で届きます。楽天カードは申し込みから約1〜2週間です。出発の3週間前までに申し込むと安心です。
海外事務手数料を0円にする方法はある?
年会費無料カードでは海外事務手数料を完全に0にする方法はありません。ただし、Revolutなどのプリペイドカードサービスを組み合わせると、為替レートが優遇されるため実質的な手数料を下げることは可能です。クレジットカードの中ではJCBカードWの1.60%が最低水準です。

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エポスカード公式サイトを見る →

年会費無料・海外旅行保険自動付帯