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海外旅行の持ち物リスト完全版|忘れがちなアイテムと荷物を減らすコツ

スーツケースを開けた瞬間に気づく「あれがない」

筆者が海外旅行で最も焦った瞬間は、タイのバンコクに到着してホテルのコンセントに充電器を差し込もうとしたときです。変換プラグを日本に忘れてきたことに気づきました。スマホのバッテリーは残り12%。翌日のチェックインに必要なeチケットも、地図アプリも、すべてスマホの中。深夜のバンコクで変換プラグを売っている店を探す羽目になりました。

37カ国を旅してきた中で、こういう「あれがない」は何度も経験しています。パスポートのように忘れたら渡航できないものは誰でも確認しますが、本当に困るのは「なくても渡航はできるけど、ないと現地で詰む」ものです。

この記事では、筆者の実体験と失敗談をもとに、海外旅行の持ち物リストを整理しました。カテゴリ別のチェックリスト、忘れがちなアイテムTOP10、地域別に追加すべきもの、荷物を減らすコツまで、出発前にこの1ページを確認すれば準備が完了する内容を目指しています。

TravelStackではパッキングリストツールも用意しています。この記事を読んだあと、チェックリスト形式で持ち物を管理したい方はあわせて活用してください。

パスポート・書類系

海外旅行の持ち物で最も重要なカテゴリです。これらがなければそもそも出国できません。

  • パスポート(有効期限の残りを必ず確認。6ヶ月以上を要求する国が多い)
  • 航空券(eチケット控えを印刷、スマホにも保存)
  • ビザまたは電子渡航認証(ESTA、eTAなど渡航先に応じて)
  • 海外旅行保険の証書(クレジットカード付帯の場合はカード番号と保険会社の連絡先)
  • ホテルの予約確認書(英語表記のもの。入国審査で提示を求められることがある)
  • パスポートのコピー(紛失時の再発行用。原本とは別の場所に保管)
  • 証明写真2枚(パスポート紛失時の再発行用。45mm×35mm)
  • 国際運転免許証(レンタカーを利用する場合)
  • クレジットカード(2枚以上、異なるブランドで。VisaとMastercardの組み合わせが最強)

パスポートの有効期限は見落としがちです。有効期限が残っていても、渡航先によっては「入国時に6ヶ月以上の残存期間が必要」というルールがあります。期限が迫っている場合はパスポートの有効期限と更新ガイドで対象国を確認してください。

クレジットカードは海外旅行保険が自動付帯するものを1枚持っておくと安心です。エポスカードは年会費無料で海外旅行保険が自動付帯するため、旅行用のサブカードとして筆者も常に携帯しています。メインカードが使えないときのバックアップにもなります。詳しくは海外旅行におすすめのクレジットカード比較をご覧ください。

電子機器

現代の旅行者にとって電子機器はライフラインです。スマホが使えなくなると、地図も翻訳も決済も止まります。

  • スマートフォン(海外用のeSIMまたはSIMカードを事前に準備)
  • スマホの充電器(USB-CまたはLightning)
  • モバイルバッテリー(10,000mAh以上を推奨。機内持ち込み必須、預け荷物は不可)
  • 変換プラグ(渡航先のコンセント形状に合ったもの。マルチタイプが便利)
  • イヤホンまたはヘッドフォン(機内でのエンタメ用。Bluetoothイヤホンの充電も忘れずに)
  • カメラ(スマホで十分な方は不要。予備のSDカードとバッテリーも)
  • 電源タップまたはUSBハブ(コンセントが少ない宿泊先で重宝する)

スマホの通信手段はeSIMが最もおすすめです。物理SIMカードのように到着後にカウンターを探して購入・差し替えする手間がなく、日本にいる間にアプリでインストールまで完了できます。SIMカードが1枚不要になるぶん、荷物も減ります。

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eSIMの選び方に迷ったらeSIM比較ランキングで料金・対応国・通信品質を比較できます。渡航先が決まっている方は国別ガイドもあるので参考にしてください。

衣類

衣類は荷物の大部分を占めるカテゴリです。ここをどれだけコンパクトにできるかが、スーツケースの余裕を左右します。

  • 下着(日数分。ただし後述の「荷物を減らすコツ」で解説するとおり、3日分+現地洗濯が最適解)
  • Tシャツ・トップス(3〜4枚。速乾素材だと洗濯後すぐ乾く)
  • ズボン・スカート(2本。1本は機内で着用)
  • 上着・羽織もの(機内や冷房対策。東南アジアでも必須)
  • パジャマ(海外のホテルにはパジャマが備え付けられていないことが多い)
  • 靴下(日数分。または3足+現地洗濯)
  • 水着(ビーチリゾートやホテルのプールを利用する場合)
  • フォーマルな服(高級レストランや宗教施設を訪問する場合。膝と肩が隠れるもの)
  • サンダル(ホテルの室内用にも。東南アジアでは外歩き用としても活躍)
  • 歩きやすい靴(旅行の靴選びは最重要。新品は避け、履き慣れたもの)

筆者が37カ国を旅して学んだ最大の教訓は「衣類は3日分で十分」ということです。1週間の旅行でも2週間の旅行でも、衣類は3日分しか持っていきません。ホテルの洗面台で手洗いするか、コインランドリーを使えば問題なく回せます。この考え方については「荷物を減らすコツ」のセクションで詳しく解説します。

医薬品・衛生用品

体調を崩したとき、海外で薬局を探して症状を外国語で説明するのは想像以上にハードルが高いです。最低限の薬は日本から持っていきましょう。

  • 常備薬(風邪薬、胃腸薬、鎮痛剤、下痢止め)
  • 酔い止め(船やバスに乗る予定がある場合)
  • 絆創膏(靴擦れ対策としても重宝する)
  • 処方薬(服用中のものがあれば。英文の処方箋を用意しておくと安心)
  • 日焼け止め(SPF50以上を推奨。現地でも買えるが、日本製の使い慣れたものが安心)
  • 虫除けスプレー(東南アジアではデング熱対策として必須レベル)
  • 歯ブラシ・歯磨き粉(海外のホテルにはアメニティがないことが多い)
  • シャンプー・コンディショナー(トラベルサイズ。100ml以下の容器に詰め替え)
  • コンタクトレンズと洗浄液(使い捨てレンズを日数分+予備)
  • 生理用品(海外製は肌に合わないことがあるため日本から持参が安心)
  • ウェットティッシュ(手を洗えない場面が意外と多い)
  • マスク(機内の乾燥対策にも。アジア以外では着用文化がないので現地調達が難しい)

筆者がインド旅行で最もありがたかったのは下痢止めです。スパイスの効いた料理を食べた翌日にお腹を壊し、薬局で症状を伝えるのに苦労した経験から、以後は必ず下痢止めを持ち歩いています。特にインド、東南アジア、中央アジアに行く方は、整腸剤と下痢止めの両方を持っていくことを強く推奨します。

その他の必需品

カテゴリに分類しにくいが、あると旅が格段に快適になるアイテムです。

  • ボールペン(入国カードの記入用。機内で配られることが多いが、持っていると安心)
  • ジッパー付き透明袋(液体物の機内持ち込み用。縦横合計40cm以内のもの)
  • 折りたたみバッグ(お土産が増えたときに重宝。エコバッグでもOK)
  • 南京錠・ワイヤーロック(ドミトリーのロッカーや、途上国のホテルで)
  • ネックピロー(長時間フライトの必需品。筆者は空気で膨らませるタイプ愛用)
  • アイマスク・耳栓(機内での睡眠クオリティが段違い)
  • 雨具(折りたたみ傘か軽量レインコート。東南アジアのスコール対策にも)
  • 洗濯ロープ・洗濯バサミ(手洗いした衣類を干すのに必要。100均で揃う)
  • S字フック(ホテルのバスルームに荷物をかける場所がないときに便利)
  • 速乾タオル(薄くて軽い。マイクロファイバー素材がおすすめ)

忘れがちなアイテムTOP10

ここからが本題です。パスポートや充電器はまず忘れません。問題は「出発前にリストに入れていなかった」ものです。37カ国の渡航経験から、実際に筆者が忘れて困ったもの、周囲の旅行者が「持ってくればよかった」と嘆いていたものをランキング形式でまとめます。

1位: 変換プラグ

冒頭で触れたとおり、筆者がバンコクで最も焦ったアイテムです。日本のコンセントはAタイプですが、世界にはB、BF、C、O、SEなど形状の異なるコンセントが存在します。充電器は持ってきたのにプラグの形状が合わなくて使えない。深夜にコンビニで売っているはずもなく、翌朝までスマホが使えない恐怖は二度と味わいたくありません。マルチタイプの変換プラグを1つ買って、旅行バッグに常に入れておくのが正解です。

2位: クレジットカードの2枚目

筆者はスペインのバルセロナで、メインのVISAカードが突然使えなくなった経験があります。カード会社の不正利用検知に引っかかったのが原因でした。財布に入っている唯一のカードが使えない状態で、手持ちの現金はわずか20ユーロ。幸い翌日にはカード会社に連絡して解除できましたが、あの1日は生きた心地がしませんでした。以来、VisaとMastercardの2枚を必ず別々の場所に入れて持ち歩いています。

3位: パスポートのコピーと証明写真

パスポートを紛失したことはありませんが、中央アジアで同じ宿に泊まっていた旅行者がパスポートを盗まれる場面に遭遇しました。再発行には在外公館で手続きが必要で、パスポートのコピーと証明写真があれば手続きが格段にスムーズになります。コピーは原本と別の場所(スーツケースの底、クラウドストレージなど)に保管しておきましょう。

4位: 常備薬(特に下痢止め)

前述のとおり、インドで痛感しました。海外の薬局で自分の症状に合った薬を買うのは、語学力があっても難しいものです。風邪薬、胃腸薬、鎮痛剤、下痢止めは出発前にドラッグストアで揃えておくことを強くおすすめします。

5位: ボールペン

入国カードを機内で書く必要がある国はまだ多いです。CAさんがペンを貸してくれることもありますが、到着前の忙しいタイミングでは声をかけにくいこともあります。ボールペン1本あるだけで、入国審査の列に並ぶ前にすべて記入を終えられます。

6位: 洗濯グッズ(洗濯ロープ・洗剤)

手洗いで衣類を洗っても、干す場所がなければ意味がありません。筆者はウズベキスタンのホテルで手洗いした服をハンガーにかけて干したところ、翌朝まったく乾いていなかったことがあります。洗濯ロープを窓際に張って風通しを確保するだけで乾燥時間が大幅に短縮されます。小さな洗濯バサミも数個あると便利です。

7位: ジッパー付き透明袋(多めに)

液体物の機内持ち込み用に1枚は用意する人が多いですが、旅先では別の用途でも活躍します。濡れた水着の収納、スマホの防水対策、小物の仕分けなど。筆者は大小合わせて5枚ほど持っていきます。100均で買える消耗品なので、多めに持っていっても損はありません。

8位: 機内用の上着

東南アジアに行く場合、暑い国だから上着は不要だろうと考えがちです。しかし機内の冷房は驚くほど強く、半袖で8時間のフライトに耐えるのはつらいものがあります。さらに東南アジアのショッピングモールや電車内も冷房が効きすぎていることが多いです。薄手のパーカーやカーディガンを機内持ち込みバッグに入れておきましょう。

9位: 歯ブラシ

日本のホテルでは当たり前のようにアメニティとして置いてありますが、海外のホテルでは歯ブラシが備え付けられていないことのほうが多いです。筆者はポーランドのホテルで歯ブラシがなく、フロントに聞いても「置いていません」と言われ、近くのスーパーまで買いに行った経験があります。

10位: SIMピン(またはeSIMの事前設定)

物理SIMカードを現地で購入する場合、SIMトレイを開けるためのSIMピンが必要です。空港のSIMカウンターには大抵置いてありますが、街中のショップで買う場合は自分で用意する必要があります。クリップで代用できるとはいえ、焦っているときにクリップを探すのは面倒です。そもそもeSIMを使えばSIMの差し替え自体が不要になるので、eSIM対応のスマートフォンをお持ちの方はeSIM比較ランキングを参考に事前にインストールしておくのが最善策です。

地域別の追加アイテム

基本の持ち物リストに加えて、渡航先の地域に応じて追加すべきアイテムがあります。筆者の渡航経験をもとに、地域ごとの「これがないと困る」をまとめます。

東南アジア(タイ、ベトナム、インドネシアなど)

  • 虫除けスプレー・虫除けパッチ: デング熱やマラリアのリスクがある地域では必須。日本製のものが効き目が良い
  • サンダル: 寺院の入口で靴を脱ぐ場面が多く、脱ぎ履きしやすいサンダルが重宝する
  • 薄手の長袖・長ズボン: 寺院の参拝ルールで肌の露出が禁止されている場合がある。タイのワット・プラケオ(王宮)では半袖・短パンでは入場できない
  • 折りたたみ傘またはレインコート: スコールが突然降る。止むのも早いので折りたたみ傘で十分
  • 胃腸薬・下痢止め: 衛生環境が日本と異なるため、お腹を壊す確率が高い

ヨーロッパ(ドイツ、フランス、イタリアなど)

  • 変換プラグ(Cタイプ): ヨーロッパの大半の国はCタイプ。イギリスだけBFタイプなので注意
  • エコバッグ: レジ袋が有料の国がほとんど。スーパーでの買い物に必須
  • 石鹸・ボディソープのトラベルサイズ: ヨーロッパのホテルにはシャンプーが置いてあってもボディソープがないケースがある
  • VPN: フリーWiFiを使う機会が多いヨーロッパでは、通信の暗号化が重要。筆者はカフェやホテルのWiFiを使うとき必ずVPNを接続しています
ヨーロッパのフリーWiFi利用時はNordVPNで通信を暗号化しておくと安心です。VPN比較記事で自分に合ったサービスを選べます。

中央アジア(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギスなど)

筆者は中央アジア3カ国(ウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタン)を旅しましたが、日本との生活環境の違いが大きく、持ち物の重要度が跳ね上がる地域です。

  • トイレットペーパー(1ロールをつぶして持参): 公衆トイレに紙がないことが日常。筆者はタジキスタンで何度も助けられました
  • ウェットティッシュ(大量に): 手を洗える場所が限られる。食事前に必須
  • 携帯浄水器またはペットボトルの水: 水道水は飲めない地域がほとんど
  • 懐中電灯またはヘッドライト: 地方では停電が珍しくない。スマホのライトでも代用可能だがバッテリーを消耗する
  • 防寒具: 昼夜の寒暖差が激しい。夏でも夜は10度を下回ることがある

南アジア(インドなど)

  • 下痢止め・整腸剤: 最重要アイテム。お腹を壊す前提で準備する
  • マスク: 都市部の大気汚染がひどい時期がある
  • 虫除け: デング熱のリスクあり
  • 速乾タオル: ホテルのタオルが薄い・硬いことがある
  • 南京錠: 安宿のロッカーや部屋のドアに自分の鍵をかけられるようにしておく

寒冷地(北欧、アイスランドなど)

筆者はアイスランド、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドを旅行しましたが、防寒対策が不十分だとまともに観光できません。

  • ヒートテックなどの防寒インナー: 重ね着の基本。薄手で暖かいインナーが最重要
  • 防水のアウター: 雨や雪に対応できる防水性能が必須
  • ニット帽・手袋・ネックウォーマー: 耳と手の防寒を怠ると体感温度が一気に下がる
  • カイロ: 海外では手に入りにくい日本の優秀アイテム。アイスランドのオーロラ観測で助けられた

荷物を減らすコツ

筆者が37カ国を旅して到達した結論は「荷物は少ないほど旅は楽しい」です。重いスーツケースを階段で担ぎ上げる苦労、空港での預け荷物の受け取り待ち、ロストバゲージの不安。荷物を減らせば、これらのストレスがすべて軽減されます。

衣類は3日分を上限にする

1週間の旅行でも2週間の旅行でも、筆者が持っていく衣類は3日分です。ホテルの洗面台で手洗いし、洗濯ロープに干せば翌朝には乾いています。速乾素材のTシャツなら、夜に洗って翌朝着られます。

コインランドリーが近くにある宿を選ぶのも手です。ヨーロッパではセルフランドリーが街中にありますし、東南アジアでは1kgあたり数百円でランドリーサービスを利用できます。

圧縮袋を活用する

衣類の体積を半分以下にできる圧縮袋は、パッキングの必需品です。100均で売っている手で空気を押し出すタイプで十分。帰りのお土産スペースも確保できます。

「現地調達リスト」を作る

日本から持っていくものと現地で買うものを明確に分けます。以下は筆者が現地調達に回しているアイテムです。

  • シャンプー・コンディショナー: 世界中のコンビニやスーパーで買える
  • 日焼け止め: 東南アジアやヨーロッパのドラッグストアで入手可能
  • ペットボトルの水: 現地で買うほうが安い
  • サンダル: 東南アジアなら数百円で買える
  • 帽子: かさばるので現地調達が合理的

逆に、日本から持っていくべきもの(現地で買いにくいもの)は以下です。

  • 常備薬: 成分が異なるため日本製が安心
  • マスク: アジア以外では手に入りにくい
  • カイロ: 海外にはほぼ売っていない
  • 日本語の本やガイドブック: 当然現地にはない

eSIMでSIMカードとWiFiルーターを不要にする

物理SIMカードやWiFiルーターを持ち歩く必要がなくなるのは、eSIMの大きなメリットです。WiFiルーターは充電器も含めると地味に荷物になりますし、返却を忘れると追加料金が発生します。eSIMならスマホ1台で完結し、日本にいるうちにインストールまで終わります。

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機内持ち込みと預け荷物の仕分け

パッキングで意外と迷うのが「何を機内持ち込みにして、何を預け荷物にするか」です。ルールを知らないと、保安検査で没収されたり、預け荷物の中身が破損したりします。

機内持ち込みに入れるもの(必須)

以下のアイテムは必ず機内持ち込みバッグに入れてください。

  • パスポート・財布・スマートフォン: 貴重品は常に身につける
  • モバイルバッテリー: リチウム電池は航空法で預け荷物への収納が禁止されている。容量は160Wh以下(約43,000mAh以下)のものを2個まで
  • リチウム電池を含む電子機器: ノートPC、タブレット、カメラのバッテリーなど
  • 薬: 預け荷物がロストバゲージで届かなかった場合に備えて
  • 貴重品や壊れやすいもの: 預け荷物は乱暴に扱われることがある
  • 1泊分の着替え: ロストバゲージ対策。筆者はバルト三国を旅行した際に荷物が2日遅れで届いた経験がある

機内持ち込みの液体物ルール

国際線の機内に液体物を持ち込む場合は、以下のルールに従います。

  • 1容器あたり100ml以下
  • 縦横合計40cm以内のジッパー付き透明袋に入れる
  • 1人1袋まで
  • 対象: 歯磨き粉、化粧品、ジェル状のもの、スプレー缶なども含む

100mlを超える液体物は保安検査で没収されます。お気に入りのシャンプーを半分使いかけのボトルごと持っていこうとして没収された、という話は珍しくありません。トラベル用の小さなボトルに詰め替えるか、現地で調達しましょう。

預け荷物に入れるもの

  • 衣類の大部分
  • 液体物(100mlを超えるもの)
  • ハサミ、ナイフなどの刃物類
  • ヘアアイロン(ガス式は預け荷物も不可。コード式は預け荷物OK)

預け荷物に入れてはいけないもの

  • モバイルバッテリー(航空法違反。保安検査ではなく搭乗ゲートで発覚すると没収される)
  • ライター(1個まで機内持ち込みOKだが、預け荷物は不可)
  • スプレー缶(一部の化粧品スプレーは条件付きで預け荷物OK。詳細は航空会社に確認)

モバイルバッテリーのルールを知らない人は意外と多いです。筆者の友人がスーツケースにモバイルバッテリーを入れたまま預けようとして、搭乗ゲートで呼び出されてスーツケースを開けさせられていたことがあります。出発前に必ずスーツケースからモバイルバッテリーを取り出し、機内持ち込みバッグに移してください。

出発前の最終チェック

持ち物の準備が終わったら、出発前にもうひとつだけ確認すべきことがあります。スマートフォンの準備です。

  • eSIMのインストールと動作確認: 出発前に必ずインストールまで済ませておく。空港に着いてからでは遅い
  • オフラインマップのダウンロード: Google Mapsの「オフラインマップ」機能で渡航先のマップを事前にダウンロードしておく
  • VPNアプリのインストール: フリーWiFi利用時のセキュリティ対策。NordVPNなら設定も簡単です
  • データローミングの設定確認: 意図しない高額請求を防ぐため、データローミングがOFFになっているか確認する
  • 緊急連絡先の控え: 在外公館の電話番号、クレジットカードの紛失時連絡先、海外旅行保険の連絡先をメモアプリに保存しておく

まとめ: 準備は出発1週間前に終わらせる

持ち物の準備は出発の1週間前に終わらせるのが理想です。前日の夜に慌ててパッキングすると、必ず何かを忘れます。

この記事のポイントを整理します。

  • パスポートの有効期限とビザの要否を最初に確認する
  • クレジットカードは2枚以上、異なるブランドで持っていく
  • モバイルバッテリーは必ず機内持ち込みにする(預け荷物は航空法違反)
  • 衣類は3日分で十分。現地洗濯と圧縮袋で荷物を減らす
  • 変換プラグ、常備薬、ボールペンは忘れがちだが現地で困るアイテム
  • eSIMを使えばSIMカードやWiFiルーターが不要になり、荷物と手間が減る
  • 地域に応じた追加アイテムを忘れずに(東南アジアの虫除け、中央アジアのトイレットペーパーなど)

チェックリスト形式で持ち物を管理したい方はTravelStackのパッキングリストツールも活用してください。渡航先を選ぶだけで、その地域に必要なアイテムが自動でリストアップされます。

まだeSIMの準備がこれからの方は、eSIM比較ランキングで渡航先に合ったプランを確認してみてください。SIMカードの購入や差し替えの手間がなくなり、荷物も1つ減らせます。

よくある質問

海外旅行の持ち物で絶対に忘れてはいけないものは?
パスポート(有効期限が渡航先の条件を満たしていること)、航空券(eチケット控え)、クレジットカード、海外旅行保険の証書、スマートフォンと充電器です。特にパスポートは有効期限が残り6ヶ月以上必要な国が多いため、出発前に必ず確認してください。
スーツケースと機内持ち込みバッグの使い分けは?
貴重品(パスポート、財布、スマートフォン)、モバイルバッテリー、リチウム電池を含む電子機器、薬は必ず機内持ち込みにしてください。モバイルバッテリーとリチウム電池は航空法で預け荷物に入れることが禁止されています。液体物は100ml以下の容器に移し替え、ジッパー付き透明袋(縦横合計40cm以内)にまとめます。
海外旅行に現金はいくら持っていくべき?
筆者の目安は1日あたり3,000〜5,000円相当の現地通貨です。キャッシュレス決済が進んでいるヨーロッパや韓国では少なめ、現金社会の東南アジアや中央アジアでは多めに用意します。全額を日本で両替せず、最低限だけ両替して残りは現地ATMでクレジットカードのキャッシングを使うのがレートも良くおすすめです。
海外旅行の荷物を減らすコツは?
衣類は3日分を上限にして現地で洗濯する前提でパッキングします。圧縮袋を使えば衣類の体積を半分以下にできます。シャンプーや日焼け止めなど現地で買えるものは持っていかない「現地調達リスト」を作るのも効果的です。また、eSIMを使えばSIMカードやWiFiルーターが不要になり、荷物と手間を同時に減らせます。
変換プラグはどのタイプを持っていけばいい?
マルチタイプの変換プラグを1つ持っていくのが最も効率的です。世界のコンセント形状はA・B・BF・C・O・SEなど多岐にわたりますが、マルチタイプなら1つですべてに対応できます。USB-Aポートが内蔵されているタイプなら、スマホの充電器を別途持つ必要もなくなります。
海外旅行に薬は持っていける?
市販の風邪薬、胃腸薬、鎮痛剤などは個人使用の範囲であれば問題なく持ち込めます。ただし、処方薬を持ち込む場合は英文の処方箋や薬の説明書があると安心です。特に中東や東南アジアでは成分によって持ち込みが規制されている薬があるため、事前に渡航先の大使館サイトで確認してください。

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