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飛行機にモバイルバッテリーは持ち込める?容量制限・預け荷物ルール・航空会社別の規定

空港で「これ持ち込めません」と言われた瞬間

筆者がはじめて海外旅行に行ったとき、保安検査場でモバイルバッテリーを取り出すよう求められ、「容量はいくつですか?」と聞かれました。その場で答えられず、係員と一緒に本体の表記を探すことになりました。結果的には持ち込めたのですが、後ろに並んでいた人の視線が痛かったことを覚えています。

37カ国を渡航してきた中で、モバイルバッテリー関連のトラブルは何度か目にしてきました。隣の列で没収されている人、預け荷物に入れてしまい呼び出しを受けている人。いずれも「ルールを知らなかった」だけの話です。

この記事では、モバイルバッテリーの飛行機持ち込みルールを、国際基準から航空会社別の規定まで網羅的に解説します。出発前に5分読んでおけば、空港で慌てることはなくなります。

モバイルバッテリーの持ち込みルール(国際基準)

モバイルバッテリーの持ち込みルールは、ICAO(国際民間航空機関)が定めた国際基準がベースになっています。世界中のほぼすべての航空会社がこの基準に従っています。

ルールは容量(Wh: ワット時)で3段階に分かれます。

  • 100Wh以下: 制限なく機内持ち込みOK
  • 100Wh超〜160Wh以下: 航空会社の許可が必要。1人2個まで
  • 160Wh超: 持ち込み不可(機内にも預け荷物にも入れられない)

そして、すべてのモバイルバッテリーに共通するルールが1つあります。

預け荷物にモバイルバッテリーを入れるのは絶対にNGです。

容量にかかわらず、モバイルバッテリーは必ず機内持ち込み手荷物に入れなければなりません。これはICAOの規定で、世界中の航空会社が例外なく従っているルールです。

なぜ預け荷物がNGなのか

モバイルバッテリーに使われているリチウムイオン電池は、衝撃や高温で発火するリスクがあります。貨物室は客室と違って温度管理が不安定で、万が一発火した場合に乗務員がすぐに消火できません。

実際に、リチウムイオン電池が原因とされる貨物室火災の事例は過去に複数報告されています。FAAの統計では、2006年から2024年の間にリチウム電池関連のインシデントが500件以上発生しています。

機内であれば、発煙や発火を乗務員がすぐに発見して対処できます。だからこそ「機内持ち込みはOKだが預け荷物はNG」という一見矛盾したルールになっているのです。

mAhからWhへの換算方法

モバイルバッテリーの容量表記には「mAh(ミリアンペアアワー)」と「Wh(ワットアワー)」の2種類があります。飛行機の持ち込み基準はWhで判定されるため、mAh表記しかない製品は自分で換算する必要があります。

換算式は以下のとおりです。

mAh × 3.7V ÷ 1000 = Wh

3.7Vはリチウムイオン電池の公称電圧です。この数値はほぼすべてのモバイルバッテリーで共通なので、覚えておけば迷うことはありません。

具体的な計算例を挙げます。

  • 5,000mAh × 3.7 ÷ 1000 = 18.5Wh
  • 10,000mAh × 3.7 ÷ 1000 = 37.0Wh
  • 20,000mAh × 3.7 ÷ 1000 = 74.0Wh
  • 27,000mAh × 3.7 ÷ 1000 = 99.9Wh
  • 30,000mAh × 3.7 ÷ 1000 = 111.0Wh(100Wh超。航空会社の許可が必要)
  • 50,000mAh × 3.7 ÷ 1000 = 185.0Wh(160Wh超。持ち込み不可)

つまり、27,000mAhまでのモバイルバッテリーは100Wh以下に収まるため、ほぼ無条件で持ち込めます。一般的な旅行者が使うモバイルバッテリーは10,000〜20,000mAhが主流なので、大半の人はまったく問題ありません。

主要モバイルバッテリーの容量一覧

「自分のモバイルバッテリーは持ち込めるのか」を手っ取り早く確認できるよう、人気メーカーの代表機種とWh値をまとめました。

Anker(アンカー)

  • Anker Nano Power Bank(5,000mAh): 18.5Wh → 持ち込みOK
  • Anker PowerCore 10000(10,000mAh): 37.0Wh → 持ち込みOK
  • Anker 523 Power Bank(10,000mAh): 37.0Wh → 持ち込みOK
  • Anker PowerCore 20100(20,100mAh): 74.4Wh → 持ち込みOK
  • Anker 737 Power Bank(25,600mAh): 94.7Wh → 持ち込みOK
  • Anker Prime Power Bank(27,650mAh): 99.5Wh → 持ち込みOK(ギリギリ100Wh以下)

cheero(チーロ)

  • cheero Power Plus 5(10,000mAh): 37.0Wh → 持ち込みOK
  • cheero Power Plus 5 Premium(20,000mAh): 74.0Wh → 持ち込みOK

Elecom(エレコム)

  • DE-C37-5000(5,000mAh): 18.5Wh → 持ち込みOK
  • DE-C37-10000(10,000mAh): 37.0Wh → 持ち込みOK
  • DE-C35-20000(20,000mAh): 74.0Wh → 持ち込みOK

CIO(シーアイオー)

  • SMARTCOBY Pro 30W(10,000mAh): 37.0Wh → 持ち込みOK
  • CIO SMARTCOBY TRIO(20,000mAh): 74.0Wh → 持ち込みOK

ご覧のとおり、日本で一般的に販売されているモバイルバッテリーは、ほぼすべて100Wh以下です。30,000mAh以上の大容量モデルを使っていない限り、持ち込み制限を気にする必要はまずありません。

航空会社別のルール

ICAOの国際基準(100Wh / 160Wh)をベースにしつつ、航空会社によって若干の違いがあります。主要な日本の航空会社とLCCの規定をまとめました。

JAL(日本航空)

  • 100Wh以下: 機内持ち込みOK
  • 100Wh超〜160Wh以下: 機内持ち込みOK(2個まで)
  • 160Wh超: 持ち込み不可
  • 預け荷物: 不可
  • 備考: 本体にWh表記が必要。表記がない場合はmAhから換算

JALは国際基準に沿った標準的なルールです。公式サイトにもリチウムイオン電池の持ち込みルールが詳しく記載されています。

ANA(全日本空輸)

  • 100Wh以下: 機内持ち込みOK
  • 100Wh超〜160Wh以下: 機内持ち込みOK(2個まで)
  • 160Wh超: 持ち込み不可
  • 預け荷物: 不可
  • 備考: JALと同様、本体のWh表記を確認される場合あり

ANAもJALと同じくICAO基準に準拠しています。筆者が羽田からANA国際線に乗った際も、保安検査でモバイルバッテリーをトレイに出すよう求められましたが、10,000mAhの製品だったので特に質問されることなく通過しました。

Peach Aviation(ピーチ)

  • 100Wh以下: 機内持ち込みOK
  • 100Wh超〜160Wh以下: 持ち込みには事前の確認が必要
  • 160Wh超: 持ち込み不可
  • 預け荷物: 不可
  • 備考: LCCの中では比較的寛容。ただし機内持ち込み手荷物の重量制限(7kg)に注意

PeachはLCCのため、持ち込み手荷物の重量制限が厳しめです。大容量のモバイルバッテリーは重量もそれなりにあるため、荷物全体の重量管理が重要になります。

Jetstar(ジェットスター)

  • 100Wh以下: 機内持ち込みOK
  • 100Wh超〜160Wh以下: 持ち込みには事前連絡が必要
  • 160Wh超: 持ち込み不可
  • 預け荷物: 不可
  • 備考: 機内持ち込み手荷物は合計7kgまで

Spring Japan(スプリング・ジャパン)

  • 100Wh以下: 機内持ち込みOK(2個まで)
  • 100Wh超〜160Wh以下: 持ち込みには事前の許可が必要
  • 160Wh超: 持ち込み不可
  • 預け荷物: 不可
  • 備考: 100Wh以下でも個数制限がある点に注意

海外LCC(エアアジア、スクート、セブパシフィックなど)

東南アジア系のLCCは、保安検査が日本よりも厳しい場合があります。筆者がタイのドンムアン空港で搭乗した際、モバイルバッテリーの容量表記を入念に確認され、Wh表示のない安価な製品を持っている隣の旅行者は没収されていました。

海外LCCを利用する場合は以下を意識してください。

  • モバイルバッテリー本体にWhまたはmAhの表記があること
  • 表記がない製品は没収されるリスクが高い
  • 航空会社の公式サイトで事前にルールを確認する

没収されるケース・されないケース

37カ国を渡航してきた筆者の経験と、周囲の旅行者から聞いた話をもとに、没収されるケースとされないケースを整理します。

没収される可能性が高いケース

  • 容量表記がないモバイルバッテリーを持ち込もうとした
  • 160Whを超える大容量バッテリーを持っていた
  • 預け荷物にモバイルバッテリーを入れていた(X線検査で発覚)
  • 膨張や変形が見られるバッテリーを持っていた
  • 複数台を大量に持ち込もうとした(転売目的と判断される場合)

問題なく通過できるケース

  • 100Wh以下のモバイルバッテリーを手荷物で持ち込む
  • 本体にWhまたはmAhの表記がある
  • 保安検査でトレイに出して提示する
  • 1〜2台の常識的な個数

筆者がこれまでに没収されたことはありませんが、ヨーロッパのある空港で、容量表記が擦れて読めなくなった古いモバイルバッテリーについて質問されたことがあります。幸いスマホにそのモバイルバッテリーの製品ページのスクリーンショットを保存しており、それを見せて容量を証明できました。

この経験以来、筆者は新しいモバイルバッテリーを購入したら、製品の仕様ページのスクリーンショットをスマホに保存しておくようにしています。特に海外ではこのひと手間がトラブル回避に役立ちます。

保安検査をスムーズに通過するコツ

空港の保安検査で余計な時間を取られないために、筆者が実践しているコツを紹介します。

モバイルバッテリーは事前にカバンから出す

保安検査場に並ぶ前に、モバイルバッテリーをカバンから取り出してポケットに入れるか、すぐ取り出せる場所に移しておきます。X線検査のトレイにそのまま載せるだけで済みます。

筆者はいつも、パソコン・タブレット・モバイルバッテリーをまとめてバッグの外ポケットに入れておき、トレイに3つまとめて出すようにしています。この習慣をつけてから、保安検査でストレスを感じることはなくなりました。

容量表記が見える面を上にする

トレイに載せるとき、WhやmAhの表記が見える面を上にしておくと、係員が確認しやすくなります。小さなことですが、これだけで質問される頻度が下がります。

製品の仕様ページを保存しておく

前述のとおり、容量表記が読みにくくなったときに備えて、購入時の製品ページやスペック表のスクリーンショットをスマホに保存しておくと安心です。特に海外の空港では、言語の壁もあるため、画面を見せるだけで済むのは大きなメリットです。

機内では電源OFFにするか放電しすぎない

機内でモバイルバッテリーを使うこと自体は禁止されていませんが、使わないときは電源をOFFにしておきましょう。カバンの中で誤ってケーブルが接続され、過放電や過熱する事故を防げます。

旅行に持って行くモバイルバッテリーの選び方

飛行機の持ち込みルールを踏まえたうえで、海外旅行に最適なモバイルバッテリーの選び方を解説します。

容量の目安

旅行の日数やスタイルによって、必要な容量は変わります。

  • 日帰り〜1泊: 5,000〜10,000mAhで十分
  • 2〜5泊の一般的な旅行: 10,000〜20,000mAhが最適
  • 1週間以上のバックパッカー旅: 20,000mAh以上が安心

iPhone 15を例にすると、バッテリー容量は約3,349mAhです。10,000mAhのモバイルバッテリーなら約2.5回フル充電できる計算になります。

筆者がいつも持って行くのは10,000mAhのAnker製品です。37Whなので飛行機の制限を気にする必要がなく、重さも約200gと軽量。2〜3日の旅行ならこれ1台で足ります。

飛行機のルールを意識した選び方

  • 27,000mAh以下(99.9Wh以下)の製品を選べば、100Whの壁を確実にクリアできます
  • Wh表記が本体に印字されている製品を選ぶ(保安検査が楽になる)
  • PSEマーク付きの製品を選ぶ(日本の安全基準をクリアしている証)
  • 膨張しにくい品質の高いメーカーを選ぶ(Anker、cheero、CIOなど)

eSIMとの組み合わせで荷物を減らす

海外旅行ではスマホが地図、翻訳、決済、連絡手段のすべてを担います。つまり、スマホのバッテリー切れは旅行者にとって致命的です。

ただし、スマホの使い方によってバッテリー消費量は大きく変わります。たとえば、海外でポケットWiFiを使うと、WiFiルーター本体とスマホの両方にバッテリーが必要になります。さらにWiFiルーター本体のケーブルも必要。荷物が増える一方です。

eSIMなら、スマホ1台で通信が完結します。ポケットWiFiの充電ケーブルや本体を持ち歩く必要がなくなり、結果としてモバイルバッテリーも小さいもので済みます。

筆者は以前ポケットWiFiを使っていた頃は20,000mAhのモバイルバッテリーを持ち歩いていましたが、eSIMに切り替えてからは10,000mAhで十分足りるようになりました。荷物が軽くなると、保安検査もストレスが減ります。

eSIMサービスの比較はeSIM比較ガイドで詳しく解説しています。

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渡航先別の注意点

国によって保安検査の厳しさに差があります。筆者の経験を交えて紹介します。

アジア

東南アジアのLCCが発着する空港(バンコク・ドンムアン、クアラルンプール・KLIAなど)では、モバイルバッテリーの検査が比較的厳しい印象です。容量表記がない製品は没収される可能性が高いため、Wh表記が明記された製品を持って行くべきです。

韓国の仁川空港は日本と同程度のチェック。シンガポール・チャンギ空港では一度も質問されたことがありません。

ヨーロッパ

ヨーロッパの空港は全体的にセキュリティが厳しめです。特にイギリスの空港では保安検査が丁寧で、モバイルバッテリーを個別に確認されたことが何度かあります。

一方で、フランクフルトやコペンハーゲンなどの主要空港では、トレイに出しておけば特に質問されることはありませんでした。

アメリカ

TSA(アメリカ運輸保安局)のルールはICAOに準拠しています。アメリカの空港ではラップトップと一緒にモバイルバッテリーもトレイに出すよう求められます。容量について質問されたことは、筆者の経験上ありません。

旅行前のチェックリスト

出発前に以下を確認しておけば、モバイルバッテリーで困ることはありません。

  • モバイルバッテリーの容量が100Wh以下であること(本体の表記で確認)
  • Wh表記がない場合はmAhから換算する(mAh × 3.7 ÷ 1000)
  • 預け荷物ではなく機内持ち込み手荷物に入れること
  • 本体に容量表記があることを確認(擦れて読めないなら製品ページを保存)
  • 膨張や変形がないことを確認
  • 出発前にフル充電しておく
  • 利用する航空会社の公式サイトでルールを再確認

この記事の内容を頭に入れておけば、世界中どの空港でも迷うことはないはずです。

eSIMで荷物を減らし、身軽に旅をする

モバイルバッテリーの持ち込みルールを押さえたところで、もうひとつ提案があります。そもそも、持って行くモバイルバッテリーの容量を減らせないかという視点です。

スマホで地図を見て、翻訳アプリを使って、写真を撮って、SNSに投稿して。海外旅行中のスマホの使い方は多岐にわたります。それに加えてポケットWiFiを持ち歩くと、WiFiルーター本体の充電、接続の手間、カバンの中の配線など、ストレスが増えます。

eSIMなら、スマホ1台ですべてが完結します。物理SIMの入れ替えも不要。日本にいるうちにインストールまで済ませられるので、空港到着後すぐに使えます。

持って行く荷物が減れば、モバイルバッテリーも小さくて済む。保安検査もスムーズ。飛行機の容量制限を気にする必要もなくなる。良いことずくめです。

海外旅行のeSIM選びはeSIM比較ガイドを参考にしてください。パッキング全体を見直したい方は海外旅行の持ち物リスト、ガジェット類をまとめて確認したい方は旅行ガジェットチェックリストも役立ちます。

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まとめ: ルールを知っていれば怖くない

モバイルバッテリーの飛行機持ち込みルールを改めて整理します。

  • 100Wh以下(27,000mAh以下): 制限なく機内持ち込みOK
  • 100Wh超〜160Wh以下: 航空会社の許可が必要。1人2個まで
  • 160Wh超: 持ち込み不可
  • 預け荷物には容量にかかわらず入れてはいけない
  • 容量表記がない製品は没収リスクあり

一般的なモバイルバッテリー(10,000〜20,000mAh)を使っている限り、飛行機の持ち込みで問題になることはほぼありません。ルールを知っていれば、保安検査で慌てることもなくなります。

eSIMを使えばポケットWiFiが不要になり、モバイルバッテリーも小さいもので十分。荷物が軽くなれば、旅はもっと快適になります。

よくある質問

モバイルバッテリーは預け荷物に入れてもいいですか?
いいえ、モバイルバッテリー(リチウムイオン電池)は預け荷物に入れることが全航空会社で禁止されています。貨物室は温度変化が激しく、発火した場合に消火が困難なためです。必ず機内持ち込み手荷物に入れてください。空港の保安検査で預け荷物からモバイルバッテリーが発見された場合、没収されます。
モバイルバッテリーの容量制限は何Whですか?
ICAO(国際民間航空機関)の国際基準では、100Wh以下のモバイルバッテリーは制限なく機内に持ち込めます。100Whを超え160Wh以下の場合は航空会社の許可が必要で、1人2個までです。160Whを超えるものは持ち込み自体が禁止されています。
mAhからWhへの換算方法を教えてください。
mAh × 3.7V ÷ 1000 = Whで計算できます。例えば10,000mAhのモバイルバッテリーは10,000 × 3.7 ÷ 1000 = 37Whです。20,000mAhなら74Wh、27,000mAhなら99.9Whとなります。3.7Vはリチウムイオン電池の公称電圧です。
Anker 737(25,600mAh)は飛行機に持ち込めますか?
はい、Anker 737は25,600mAh(約94.7Wh)で100Wh以下のため、制限なく機内に持ち込めます。ただし容量が100Whに近いため、保安検査でWh表記の確認を求められることがあります。本体にWh表記があるか事前に確認しておくとスムーズです。
国際線と国内線でモバイルバッテリーのルールは違いますか?
基本的なルール(100Wh/160Whの制限、預け荷物禁止)はICAOの国際基準に基づいており、国内線・国際線で大きな違いはありません。ただし、航空会社やLCCごとに個数制限や容量の表記確認の厳しさに差があります。国際線のほうが保安検査が厳しい傾向にあります。
容量が書いていないモバイルバッテリーは持ち込めますか?
容量表記がないモバイルバッテリーは、保安検査で没収されるリスクがあります。ICAOのガイドラインでは、容量が確認できないリチウムイオン電池の持ち込みは認められていません。古い製品や安価な製品では表記がないことがありますが、そのような製品は安全面でも不安があるため、買い替えをおすすめします。
モバイルバッテリーを複数台持ち込むことはできますか?
100Wh以下のモバイルバッテリーであれば、個数制限は一般的にありません。ただし航空会社によっては合理的な個数(2〜4個程度)に制限する場合があります。100Whを超え160Wh以下の場合は1人2個までです。現実的には、筆者は2台まで持ち込んだことがありますが、それ以上を持ち込む理由はあまりないでしょう。
没収されたモバイルバッテリーは返却してもらえますか?
保安検査で没収されたモバイルバッテリーは原則として返却されません。空港によっては一時預かりの対応がある場合もありますが、国際線の保安検査後に没収された場合はほぼ確実に戻ってきません。高価なモバイルバッテリーを失わないためにも、事前にルールを確認しておくことが重要です。

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