TravelStack
PR この記事にはアフィリエイト広告が含まれています

アイスランド旅行のネット環境ガイド|eSIM・WiFi・通信事情を徹底解説

🇮🇸 アイスランド 基本情報

通貨
アイスランド・クローナ (ISK)
言語
アイスランド語
時差
UTC+0(夏時間なし・年間通して同じ)
ビザ
不要(短期)
電圧
230V
プラグ
C, F

結論:アイスランドはeSIM+オフラインマップが生命線

筆者がアイスランドを訪れたとき、ケプラヴィーク空港に降り立った瞬間から感じたのは「この国は大自然のスケールが桁違いだ」ということでした。そしてもうひとつ、レイキャビクを一歩出ると通信環境も桁違いに厳しくなるということです。

レイキャビク市内は4G/5Gが快適で、フリーWiFiも充実している。しかしゴールデンサークルの滝の前では電波が1本になり、リングロードを東へ走れば圏外の区間が当たり前のように現れる。アイスランドは人口38万人しかいない国で、国土のほとんどが無人の火山台地です。通信インフラが都市部に集中しているのは当然とも言えます。

だからこそ、eSIMとオフラインマップの組み合わせが旅の快適さを左右します。アイスランドはEEA(欧州経済領域)に属しているので、Airalotrifaのヨーロッパ周遊eSIMがそのまま使えます。筆者はヨーロッパ周遊プランを入れていたおかげで、コペンハーゲン経由のフライトでもeSIMの切り替えなしで通信を継続できました。

以下、アイスランドの通信事情とeSIMの選び方を、筆者の実体験を交えてまとめた。

アイスランドの通信事情 — 小国ながらインフラは堅実

アイスランドの人口は約38万人。国土面積は北海道と四国を合わせたくらいですが、人口密度は1km²あたり3.5人という驚異的な低さです。それでも通信インフラは北欧基準でしっかり整備されています。

キャリアシェア特徴
Síminn約45%アイスランド最大手。4G/5Gカバレッジが最も広い。国営から民営化された老舗
Vodafone Iceland約35%都市部で強い。プリペイドSIMの旅行者向けプランあり
Nova約15%料金が安い。若者やコスト重視のユーザーに人気

SíminnとVodafone Icelandの2社でシェアの約80%を占めています。旅行者向けeSIMではSíminn回線に接続されることが多く、筆者がアイスランドで使ったeSIMもSíminn回線でした。レイキャビク市内はもちろん、ゴールデンサークルの主要スポットでも安定して通信できました。

アイスランドの特徴は、リングロード(国道1号線)沿いの町ではほぼ4Gが入る一方、リングロードから外れた内陸部(ハイランド)やフィヨルドの奥地では電波が途切れる場面が多いことです。これは通信インフラの問題というより、人が住んでいない場所に基地局を立てるコストの問題です。

eSIMサービス比較 — アイスランド旅行のおすすめ

アイスランドはEU非加盟ですがEEA加盟国なので、EU域内ローミング規則(Roam Like at Home)が適用されます。ヨーロッパ周遊プランにアイスランドが含まれているかどうかは各サービスで確認してください。ほとんどの周遊プランに含まれています。

サービス回線ヨーロッパ7日/3GBの目安料金テザリング日本語対応
AiraloSíminn系約1,200円英語のみ
trifaキャリア指定なし約1,500円日本語完全対応
Holaflyキャリア指定なし約2,300円(無制限)不可日本語サイトあり
Glocal eSIM現地大手キャリア2,780円〜(3日間・無制限)日本語完全対応

eSIMを初めて使う方で設定に不安がある方はtrifaがおすすめです。アプリも操作画面もすべて日本語で、チャットサポートも日本語で受けられます。

料金を抑えたいならAiralo。ヨーロッパ周遊プランの種類が豊富で、データ容量を細かく選べます。リングロード1周の旅は1週間以上かかることが多いので、データ容量と有効期間のバランスを見て選んでください。

アイスランドは物価が非常に高い国で、ランチ1食でも3,000〜5,000円が当たり前です。通信費くらいは抑えたいという方にはeSIMのコスパが際立ちます。データ無制限で安心したい方はHolafly、データ無制限かつテザリングも使いたい方はGlocal eSIMが選択肢に入ります。

各eSIMサービスの料金や使い勝手の詳細はeSIM比較記事で詳しくまとめています。

TravelStack限定: Airaloのクーポンコード「TRAVELSTACKNEW」で新規ユーザーは15%OFF。Airalo公式サイトでプランを見る(15%OFF自動適用)
eSIMサービスごとに料金やデータ容量、使い勝手が異なります。アイスランド向けプランの詳しい比較は主要eSIM 5社の比較レビューをご覧ください。

フリーWiFi事情 — レイキャビクは快適、郊外は期待しない

アイスランドのフリーWiFi環境は、レイキャビクとそれ以外で完全に二極化しています。

レイキャビクのフリーWiFi

レイキャビクのフリーWiFi環境は人口わずか13万人の都市としてはかなり充実しています。

  • ケプラヴィーク国際空港(到着ロビーに無料WiFiあり。速度も実用的だが混雑時はやや遅い)
  • ロイガヴェーグル通り周辺のカフェ(Reykjavík Roasters、Kaffi Vinylなど)
  • ハルパ(Harpa)コンサートホール
  • レイキャビク市立図書館
  • ショッピングモール(Kringlan、Smáralindなど)
  • 多くのレストランやバー

筆者がケプラヴィーク空港に到着したとき、まず空港のフリーWiFiに接続してBSÍバスターミナルへのFlybusの時刻を確認しました。接続は簡単で、メールアドレスの入力だけで使い始められます。速度はSNSの確認やメッセージの送受信には十分でしたが、eSIMをONにしたほうが明らかに速かった。空港WiFiはあくまで到着直後の応急手段です。

郊外・リングロード沿いのWiFi事情

リングロードを走っていると、通信手段として頼りになるのはガソリンスタンドのWiFiです。N1やOlísといったアイスランドの大手ガソリンスタンドチェーンにはフリーWiFiが設置されている店舗が多く、給油のついでにメッセージを送ったり天気予報をチェックしたりできます。

筆者がリングロードを走っていたとき、東部の長い圏外区間を抜けてN1のガソリンスタンドに立ち寄った瞬間、WiFiマークがスマホに現れたのを見て思わず安堵したのを覚えています。コーヒーを買い、溜まったLINEに返信し、この先の天気を確認する。リングロードのドライブにおいて、ガソリンスタンドは給油だけでなく通信のオアシスでもあります。

ゲストハウスやホテルにはほぼWiFiがありますが、地方の小さな宿では速度が遅い場合があります。動画のアップロードなどは期待しないほうがいいです。

エリア別の通信環境

ケプラヴィーク国際空港(Keflavík International Airport)

アイスランドの玄関口であるケプラヴィーク空港は、レイキャビクから約50km離れた場所にあります。空港内のフリーWiFiは安定しており、到着後すぐにeSIMの設定確認やFlybusの予約が可能です。

筆者は深夜便で到着しましたが、空港のフリーWiFiはその時間帯でも問題なく使えました。eSIMをONにしたらSíminn回線にすぐ接続され、レイキャビクまでのFlybusの車内でもeSIMの4G通信が途切れることはありませんでした。ケプラヴィーク〜レイキャビク間の道路沿いは基地局がしっかり整備されています。

レイキャビク(Reykjavík)

レイキャビクの通信環境は申し分ありません。ロイガヴェーグル通り、ハットルグリムス教会、ハルパ・コンサートホール、旧港エリア——観光で回るエリアのどこでも4Gが安定しています。

筆者がレイキャビクで特に印象に残っているのは、ハルパの前でオーロラ予報アプリ(Vedur)をチェックしながら、その夜のオーロラ出現確率を確認したことです。アイスランド気象庁のオーロラ予報は30分ごとに更新されるので、リアルタイムの通信が使えるのは心強い。レイキャビク市内では通信速度に不満を感じる場面はゼロでした。

夜、グロッタ灯台までオーロラを見に行ったときも、レイキャビク市の西端でありながら4G回線がしっかり入っていました。オーロラの長時間露光写真をその場でInstagramにアップできたのは、通信環境のおかげです。

ブルーラグーン(Blue Lagoon)

ケプラヴィーク空港からバスで約20分のブルーラグーン。アイスランドを代表する温泉施設です。

筆者がブルーラグーンで感じたのは、「この場所ではスマホの扱いに気をつけろ」ということです。ブルーラグーンのお湯はシリカ(ケイ素)を含む乳白色の温泉で、防水スマホであっても水没させるとシリカが端子やスピーカーに入り込むリスクがあります。筆者は防水ケースにスマホを入れて持ち込みましたが、正直なところ写真を数枚撮ったらロッカーに戻しました。あの幻想的な青白い温泉は、スマホの画面越しではなく自分の目で楽しむべき場所です。

通信環境自体は4Gが安定して入ります。ロッカールームや入口付近でeSIMの4Gは問題なく使えましたし、施設のフリーWiFiもあります。

ゴールデンサークル(Golden Circle)

ゴールデンサークルはアイスランド観光の定番ルートで、シンクヴェトリル国立公園(Þingvellir)、ゲイシール間欠泉(Geysir)、グトルフォスの滝(Gullfoss)の3か所を巡ります。レイキャビクからの日帰りツアーが一般的です。

筆者がゴールデンサークルを回ったとき、通信環境はスポットによってかなり差がありました。

シンクヴェトリル国立公園の駐車場付近では4Gが入りましたが、大地の裂け目(シルフラ付近)を歩いているときは電波が不安定になりました。ユーラシアプレートと北米プレートの境目を歩きながらスマホを見ていたところ、2つの大陸の間で電波も割れているのかと冗談のように感じた場面がありました。

ゲイシール周辺は観光施設が整備されているので4Gが安定していました。ストロックル間欠泉の噴出をスローモーション動画で撮影し、その場でSNSに投稿できるくらいの速度は出ていました。

グトルフォスの滝は、駐車場では4Gが入りますが、滝の目の前まで降りていくと電波が弱くなりました。とはいえ、あの轟音と水しぶきの中でスマホを操作する余裕はないので、実用上の問題はありません。写真は撮ったら駐車場に戻ってからアップすれば十分です。

リングロード(Ring Road / Route 1)

リングロードはアイスランドを一周する約1,322kmの幹線道路で、アイスランド旅行のハイライトです。筆者はレンタカーでリングロードを1周しましたが、通信環境は区間によって天と地の差がありました。

南部(レイキャビク〜ヴィーク)は比較的安定しています。セルフォスやヴィークなどの町では4Gが問題なく入り、セリャランズフォスの滝やスコゥガフォスの滝の駐車場でも通信できました。

ヴィーク(Vík)の黒い砂浜(レイニスフィヤラ)ではeSIMの4G回線が入り、柱状節理の奇岩をバックにした写真をその場で送れました。ヴィークは小さな町ですが、リングロード南部の重要な中継点として通信インフラが整備されています。

東部に入ると状況が変わります。ホプン(Höfn)やエイイルスタジル(Egilsstaðir)などの町では4Gが入りますが、町と町の間の数十kmにわたる区間では圏外になることがあります。筆者が東部フィヨルドを走っていたとき、1時間近く圏外が続いた区間がありました。Googleマップのナビゲーションが「オフラインです」と表示されたとき、オフラインマップを事前にダウンロードしておいた自分を褒めたくなりました。

北部のアークレイリ(Akureyri)はアイスランド第2の都市で、通信環境はレイキャビクに次いで良好です。ミーヴァトン湖周辺も観光客が多いエリアなので、主要スポットでは4Gが入ります。

リングロードを走る際に最も重要なのは、Googleマップのオフラインマップを出発前にダウンロードしておくことです。これは「あると便利」ではなく「ないと困る」レベルの準備です。筆者はアイスランド全土のオフラインマップをダウンロードしてから出発しましたが、何度もオフラインマップに助けられました。

ヨークルスアゥルロゥン氷河湖(Jökulsárlón Glacier Lagoon)

アイスランド南東部にある氷河湖で、巨大な氷山が湖面に浮かぶ絶景スポットです。リングロード沿いにあるため車でアクセスしやすいのですが、周囲は人の気配がほとんどない大自然のど真ん中です。

筆者がヨークルスアゥルロゥンに到着したとき、eSIMの電波は2本。テキストメッセージは送れましたが、高画質の写真をSNSにアップするのは厳しい速度でした。すぐ近くのダイヤモンドビーチ(波打ち際に氷のかけらが散らばるビーチ)でも同様です。あの光景の美しさに比べて通信環境は貧弱ですが、それはむしろこの場所の魅力の一部だと思います。

写真は帰りにホプンの町に着いてからまとめてアップしました。氷河湖の写真は早朝や夕方の光で撮るのがベストで、そのタイミングではSNSよりも目の前の景色に集中するほうが正解です。

リングロードとオフラインマップ — 最も重要な準備

アイスランド旅行で最も伝えたいことは、オフラインマップの準備が文字通り命に関わるという点です。大げさではありません。

アイスランドの天気は1時間で激変します。晴天から猛吹雪への切り替わりが日常的に起きる国です。リングロードを走っていて突然視界がゼロになることもあります。そのときにGoogleマップが「オフラインです」と表示されたら、自分がどこにいるのかすらわからなくなります。

筆者がリングロードの東部を走っていたとき、突然の吹雪に見舞われました。視界は数メートル。路肩に停車してスマホを確認すると圏外。しかしオフラインマップには現在地が表示されていて、最寄りの町まで15kmであることがわかりました。吹雪が弱まるのを待ってゆっくり走り、無事に町に辿り着きました。あのときオフラインマップがなかったら、暗闇と吹雪の中で途方に暮れていたかもしれません。

出発前に必ずやるべきこと:

  • Googleマップでアイスランド全土のオフラインマップをダウンロード
  • Maps.me や Organic Maps などのオフライン対応マップアプリもインストール(バックアップ用)
  • Vedur(アイスランド気象庁の公式アプリ)をインストール(天気予報・路面状況・オーロラ予報がまとまっている)
  • road.is(アイスランドの道路状況サイト)をブックマーク

これらのアプリとサイトは、通信が使える場所で最新情報を取得し、圏外区間ではオフラインデータで乗り切るという使い方をします。eSIMとオフラインマップの組み合わせこそが、アイスランドのドライブ旅行の基本装備です。

冬のドライブと通信 — 天気アプリが命綱

アイスランドを冬(10月〜3月)に訪れる旅行者が増えています。オーロラが見られるのは冬だけですし、氷の洞窟ツアーも冬季限定です。しかし冬のアイスランドのドライブは、天候と路面状況のリアルタイム確認が不可欠です。

筆者が冬のアイスランドで頼りにしていたのは以下のアプリとサイトです。

  • Vedur(アイスランド気象庁):天気予報、風速、オーロラ予報を30分ごとに更新
  • road.is:リングロード各区間の路面状況(通行可能/注意/通行止め)をリアルタイム表示
  • SafeTravel:アイスランドの旅行安全情報。旅程を登録しておけば、緊急時に救助隊が位置を把握できる

これらのアプリはすべて通信が必要です。eSIMの4G回線が使える場所で情報を確認し、次の圏外区間に備える。このルーティンをリングロードの全行程で繰り返すことになります。

筆者が南部の町ヴィークを出発する前、Vedurで天気予報を確認したところ、3時間後に暴風警報が出ていました。予定を変更して出発を翌朝に遅らせたのですが、あの判断はeSIMがなければできなかった。ゲストハウスのWiFiでも確認はできますが、出発後にリアルタイムで状況をチェックするにはモバイル回線が必要です。

オーロラ観測とeSIM

アイスランドでオーロラを見るなら、オーロラ予報アプリは必須です。アイスランド気象庁のVedurアプリでは、向こう3日間のオーロラ出現確率を9段階のスケールで表示してくれます。雲量の予測も表示されるので、「オーロラは出ているけど雲で見えない」という残念な状況を避けるための判断材料になります。

筆者はレイキャビク滞在中、毎晩Vedurをチェックしてオーロラハンティングに出かけていました。ある夜、予報が「強い活動あり・雲量ゼロ」を示していたので、レイキャビク西端のグロッタ灯台まで歩いて行きました。到着して空を見上げると、緑色のカーテンが揺れていた。あの瞬間にスマホでオーロラの動画を撮り、そのままLINEで送れたのは、レイキャビクの通信環境が優秀だからこそです。

一方、リングロード沿いの光害がない場所でオーロラを見る場合は、圏外であることも多いです。フィンランドの記事でも書きましたが、圏外の場所でこそオーロラは美しく見えます。写真はあとでまとめてアップすればいい。オーロラの前ではスマホを置いて空を見上げてください。

ヨーロッパ周遊との関係 — EEA加盟国のメリット

アイスランドはEU非加盟ですが、EEA(欧州経済領域)に属しています。このため、EU域内ローミング規則(Roam Like at Home)が適用され、ヨーロッパ周遊eSIMのほぼすべてにアイスランドが含まれています。

アイスランドへのフライトは多くの場合、コペンハーゲン、ロンドン、パリなどの欧州都市を経由します。周遊eSIMなら乗り継ぎ空港でも通信でき、アイスランド到着後もそのまま使い続けられます。

筆者はコペンハーゲン経由でレイキャビクに向かいましたが、コペンハーゲン空港でのトランジット中もeSIMの4G回線が使え、乗り継ぎ便のゲート変更をリアルタイムで把握できました。アイスランド単体のeSIMプランだとコペンハーゲンでは使えないので、周遊プランを選んでおく価値は大きいです。

ヨーロッパ周遊全般の通信戦略はヨーロッパ周遊ガイドにまとめています。

VPN事情 — アイスランドはネット自由国家

アイスランドにはインターネット規制がありません。Google、LINE、Instagram、YouTube、X——日本で使っているサービスはすべてそのまま利用できます。アイスランドはインターネットの自由度が世界的にも高い国のひとつです。

VPNが役立つ場面は以下の通りです。

  • 日本のTVer、ABEMA、NHKプラスなど地域制限のある動画サービスを視聴したいとき
  • ゲストハウスやカフェのフリーWiFiを安全に使いたいとき
  • 空港やホテルのWiFiでクレジットカード情報を扱うとき

筆者はレイキャビクのゲストハウスでNordVPNを使ってTVerに接続しました。アイスランドの冬は日照時間が短く、午後4時には暗くなります。観光を終えて宿に戻ってから日本のテレビ番組を観る時間は意外と貴重です。

VPNの選び方と主要サービスの比較はVPN比較記事にまとめています。

フリーWiFiを安全に使うにはVPNの併用が有効です。速度や料金の違いは海外旅行向けVPN 5社の比較レビューで解説しています。

データ使用量の目安

アイスランド旅行中によく使うアプリごとのデータ消費量をまとめました。

用途1時間あたりの目安1日の目安(3〜4時間利用)
Googleマップ(オンライン時)10〜20MB50〜80MB
LINE / WhatsApp(テキスト中心)5〜10MB20〜40MB
Instagram(閲覧中心)100〜200MB300〜600MB
YouTube(標準画質)300〜500MB使用注意
Web検索・ブラウジング30〜50MB100〜200MB
Vedur(天気・オーロラ予報)5〜10MB30〜60MB
road.is(道路状況確認)5〜10MB20〜40MB

リングロードを走る日は、天気アプリと道路状況サイトのチェック分が上乗せされます。1日500MB〜1GBを見込んでおくと安心です。リングロード1周は6〜10日が一般的なので、5〜10GBプランが目安になります。

レイキャビクだけの滞在なら、ホテルやカフェのWiFiを併用すれば3〜5GBプランで十分です。

出発前チェックリスト

アイスランドに出発する前に、以下の準備を済ませておくと現地で慌てません。

  • eSIMの購入とインストール(eSIMの設定ガイドを参照。自宅のWiFi環境でインストールまで完了させておく)
  • eSIMの動作確認(インストール後、モバイルデータ通信の切り替えテストをしておく。トラブル時はeSIMトラブルシューティングを参照)
  • Googleマップのオフラインマップダウンロード(アイスランド全土を必ずダウンロード。リングロード周遊なら全エリアが必要)
  • オフラインマップアプリのインストール(Maps.me や Organic Mapsをバックアップ用に)
  • Vedurアプリのインストール(天気予報・オーロラ予報・路面情報)
  • road.isのブックマーク(道路状況のリアルタイム確認用)
  • VPNアプリのインストールとテスト接続(日本にいる間に動作確認)
  • 変換プラグの準備(アイスランドはC / Fタイプ。日本のAタイプのプラグはそのままでは使えません)
  • 防水ケースの準備(ブルーラグーンや滝の近くでスマホを使う場合。水しぶきが想像以上にかかります)
  • モバイルバッテリーの準備(冬はバッテリーの減りが早い。車内で充電できるUSBケーブルも忘れずに)
  • クレジットカードの海外利用設定(アイスランドはキャッシュレス化が進んでおり、ガソリンスタンドの無人決済にもカードが必要。カード選びは海外クレジットカード比較記事を参考に)
  • 海外旅行保険の加入確認

実践Tips — アイスランドで知っておくと便利なこと

ガソリンスタンドは通信と給油のダブル拠点

リングロードを走る際、ガソリンスタンド(N1、Olís、Orkan)は給油だけでなく通信の中継点として重要です。フリーWiFiが使える店舗が多く、ホットドッグやコーヒーを買いながらメッセージを確認できます。筆者はN1のホットドッグ(アイスランドの国民食とも言える)を食べながら、Vedurで天気を確認して次の行程を判断するのが日課でした。

ガソリンスタンドによっては無人の場所もあります。無人スタンドではクレジットカードのPIN入力が必要で、暗証番号を忘れていると給油ができません。通信の話とは逸れますが、カードの暗証番号は必ず確認しておいてください。

冬のスマホバッテリー対策

アイスランドの冬は厳しいですが、フィンランドのラップランドほどの極寒ではありません。レイキャビクの冬の平均気温は0度前後で、意外と穏やかです。ただし風が強く、体感温度は一気に下がります。

スマホのバッテリーは寒さで減りが早くなるので、モバイルバッテリーは必携です。レンタカーのシガーソケットからUSBで充電できるので、車移動中に充電しておくのがおすすめです。筆者はリングロードのドライブ中、常にスマホを車内で充電しながら走っていました。

アイスランドの物価とキャッシュレス

アイスランドの物価は世界トップクラスです。レストランのランチで3,000〜5,000円、スーパーの水1本が300円以上。通信費は旅行全体の予算に比べれば微々たるものなので、eSIMで安く済ませるのが賢明です。

支払いはほぼすべてカード決済が可能で、クレジットカードのタッチ決済がどこでも使えます。現金を使う場面はほぼありません。

帰国後にやること

アイスランドから帰国したら、スマホの通信設定を元に戻す作業が必要です。

  1. モバイルデータ通信を日本のキャリア回線に戻す(設定 → モバイル通信 → 主回線を選択)
  2. アイスランドで使ったeSIMの回線をOFFにする(再渡航の予定があれば削除せず残しておいてもOK)
  3. 機内モードをON → OFFにして、日本のネットワークに再接続する

切り替えの詳細は帰国後の設定ガイドを参照してください。

まとめ

アイスランドは通信環境が二極化している国です。レイキャビク市内は4G/5Gが快適で、北欧らしく通信インフラが整っている。しかしリングロードに出ると、町と町の間の長い圏外区間が待っています。

この国で最も重要な通信準備は2つ。eSIMを1枚入れておくことと、オフラインマップを出発前にダウンロードしておくこと。この2つが揃っていれば、ゴールデンサークルの絶景もリングロードの壮大なドライブも、通信の不安なく楽しめます。

EEA加盟国であるアイスランドは、ヨーロッパ周遊eSIMとの相性が良い。コペンハーゲンやロンドンを経由するフライトでも、周遊プランなら乗り継ぎ空港からアイスランドまでシームレスに使えます。

冬のアイスランドを訪れるなら、天気アプリと道路状況のリアルタイム確認がドライブの安全を左右します。eSIMは単なる便利ツールではなく、安全装備のひとつです。

北欧を周遊する方はノルウェーのeSIMガイドデンマークのeSIMガイドも参考にしてください。コペンハーゲン経由でアイスランドに向かう方も多いので、乗り継ぎ時の通信事情はデンマークのeSIMガイドが役立ちます。

出発前にeSIM比較記事で自分に合ったプランを選んでおきましょう。設定方法が不安な方はeSIMの設定ガイドも参考にしてください。

航空券とホテルをまだ別々に探している方は、パッケージツアーのほうが安くなるケースもあります。海外ツアー【トラベルウエスト】→でアイスランドツアーの料金を確認してみてください。

よくある質問

アイスランド旅行にeSIMは必要?
レイキャビク市内だけならフリーWiFiで何とかなりますが、ゴールデンサークルやリングロードに出ると頼れるWiFiはありません。レンタカーでの移動中にリアルタイムの天気や路面情報を確認する場面が多いので、eSIMは強くおすすめします。
リングロードでもeSIMは繋がる?
主要な町や観光スポット付近では4Gが入りますが、町と町の間の無人地帯では圏外になる区間があります。特に東部フィヨルドや内陸のハイランドは電波が届きにくいです。Googleマップのオフラインマップは必ず出発前にダウンロードしてください。
アイスランドはヨーロッパ周遊eSIMで使える?
はい。アイスランドはEU非加盟ですがEEA(欧州経済領域)に属しているため、EU域内ローミング規則が適用されます。ほぼすべてのヨーロッパ周遊eSIMプランでアイスランドが含まれています。
アイスランドでVPNは必要?
ネット規制はないので必須ではありません。日本のTVerやABEMAを観たい場合や、ゲストハウスのフリーWiFiを安全に使いたい場合にはVPNが役立ちます。
アイスランド旅行のデータ通信量の目安は?
地図・SNS・LINEで1日500MB〜1GB。5日間なら3〜5GBプランが目安です。ただしリングロード周遊では天気予報アプリや路面情報サイトを頻繁にチェックするので、やや多めの見積もりが安心です。

海外旅行の準備、これも忘れずに

海外旅行保険が自動付帯のクレジットカード

年会費無料で海外旅行保険が自動付帯。最短即日発行で出発直前でも間に合います。

エポスカード公式サイトを見る

海外旅行保険、クレカ付帯だけで足りますか?

アメリカの盲腸手術は300万円超。複数の保険会社を一括比較して、補償内容と保険料のバランスを無料で見つけられます。

保険マンモスで海外旅行保険を比較する

海外のフリーWiFi、セキュリティ対策していますか?

ホテルやカフェのWiFiではクレカ情報が盗まれるリスクがあります。VPNで通信を暗号化。

VPN比較記事を読む

あわせて読みたい