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ノルウェー旅行のネット環境ガイド|eSIM・WiFi・通信事情を徹底解説

🇳🇴 ノルウェー 基本情報

通貨
ノルウェー・クローネ (NOK)
言語
ノルウェー語
時差
UTC+1(夏時間UTC+2)
ビザ
不要(短期)
電圧
230V
プラグ
C, F

結論:ノルウェー旅行はヨーロッパ周遊eSIMで間違いない

筆者はノルウェーを訪れた際、オスロからベルゲンまで列車で横断し、そこからフィヨルドクルーズに出ました。結論から言うと、ノルウェーの通信インフラは北欧らしく整備されています。オスロ市内は4G/5Gが快適で、ベルゲンの街中でも困ることはありません。ただ、フィヨルドの奥やロフォーテン諸島の漁村まで行くと事情が変わります。山と海に囲まれた地形の国なので、都市を離れると電波が不安定になる場面がある。だからこそ、eSIMを1枚持っておく価値があります。

ノルウェーはEU非加盟ですが、EEA(欧州経済領域)に加盟しているため、EUローミング規則がそのまま適用されます。Airalotrifaのヨーロッパ周遊プランを入れておけば、ノルウェー国内はもちろん、スウェーデンやデンマークへの移動にもそのまま対応できます。筆者はオスロからストックホルムへ移動した際も、eSIMの切り替えなしでそのまま使えました。

もうひとつ伝えておきたいのは、ノルウェーの物価の高さです。空港で水を1本買うだけで40NOK(約550円)。現地でプリペイドSIMを買うと、データ通信も北欧価格です。日本で事前にeSIMを購入しておくほうが、財布にも精神にも優しいです。

以下、ノルウェーの通信事情とeSIMの選び方を、筆者の実体験を交えてまとめた。

ノルウェーの通信事情 — 北欧の通信大国、でも地形が敵

ノルウェーは北欧の通信先進国です。人口約540万人の国土に、3つの主要キャリアが競争しながらインフラを整備しています。ただし、国土が南北に約1,750km伸びる細長い形状で、フィヨルドや山岳地帯が国土の大部分を占めるため、都市部と自然エリアの通信環境には差があります。

キャリアシェア特徴
Telenor約45%ノルウェー最大手。旧国営で全国カバレッジが最も広い
Telia Norway約30%北欧全域に展開するTelia系列。都市部で強い
Ice約15%新興キャリア。料金は安めだがカバレッジは大手に劣る

旅行者向けeSIMでは、TelenorまたはTelia回線が使われることが多いです。筆者がノルウェーで使ったeSIMはTelenor回線に接続され、オスロ市内はもちろん、ベルゲン急行(オスロ〜ベルゲン間の列車)の車内でも概ね安定して通信できました。

ノルウェーの現地プリペイドSIMは旅行者には割高です。Telenorのプリペイドプランで1GBが99NOK(約1,400円)程度。北欧の物価を考えれば驚くほどではありませんが、eSIMなら同じデータ容量をもっと安く手に入れられます。ノルウェーの物価の高さを最初に実感するのが、空港のSIMカウンターかもしれません。

eSIMサービス比較 — ノルウェー旅行のおすすめ

ノルウェーはEEA加盟国なので、ヨーロッパ周遊プランとの相性が良いです。ノルウェー単体のプランよりEU周遊プランのほうがコスパが良いケースが多いので、比較して選んでください。

サービス回線ヨーロッパ7日/3GBの目安料金テザリング日本語対応
AiraloTelenor系 / Telia系約1,200円英語のみ
trifaキャリア指定なし約1,500円日本語完全対応
Holaflyキャリア指定なし約2,300円(無制限)不可日本語サイトあり
Glocal eSIM現地大手キャリア2,780円〜(3日間・無制限)日本語完全対応

eSIMを初めて使う方で、設定に不安がある方はtrifaがおすすめです。アプリも操作画面もすべて日本語で、チャットサポートも日本語で受けられます。筆者の周りでもeSIMデビューにtrifaを選んで「思ったより簡単だった」と言っている人が多いです。

料金を抑えたいならAiralo。ヨーロッパ周遊プランの種類が豊富で、データ容量を細かく選べます。フィヨルドの絶景写真をSNSにガンガン上げたい方には、データ無制限のHolaflyも選択肢に入ります。

Glocal eSIMはデータ無制限プランが日本語で完結する点が強み。テザリングにも対応しているので、ノートPCで作業したい方にも向いています。

各eSIMサービスの料金や使い勝手の詳細はeSIM比較記事で詳しくまとめています。

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eSIMサービスごとに料金やデータ容量、使い勝手が異なります。ノルウェー向けプランの詳しい比較は主要eSIM 5社の比較レビューをご覧ください。

フリーWiFi事情 — オスロは使える、自然エリアは期待しない

ノルウェーのフリーWiFi環境は、オスロやベルゲンの都市部と、フィヨルドやロフォーテンの自然エリアで大きく事情が異なります。

オスロのフリーWiFi

オスロのフリーWiFi環境は、北欧の首都として平均的な水準です。

  • オスロ・ガーデモエン空港(到着ロビー・出発ロビーともに無料WiFiあり。速度も実用的)
  • オスロ中央駅(Oslo S)とその周辺
  • T-bane(オスロ地下鉄)の一部駅構内
  • カフェチェーン(Kaffebrenneriet、Espresso House、Starbucksなど)
  • 図書館(Deichman Bjørvika。ヘルシンキのOodiに匹敵する近代的な図書館)
  • ショッピングセンター(Aker Brygge、Oslo City、Paleetなど)

筆者がガーデモエン空港に到着したとき、まずフリーWiFiに接続して入国手続き前にGoogleマップでオスロ市内への経路を確認しました。空港WiFiは接続が簡単で、メールアドレスの入力だけで使い始められます。Flytoget(空港急行列車)の時刻も確認できて、到着直後の情報収集には十分でした。ただし、空港から市内への移動中にはWiFiが途切れるので、Flytogetに乗る前にeSIMをONにしておくのがスマートです。

オスロのT-bane(地下鉄)に乗ったとき、駅構内でWiFiを拾えるものの、走行中はWiFiが使えません。筆者はT-baneで移動中にGoogleマップのナビゲーションを使いたかったので、結局eSIMの4G回線に頼ることになりました。オスロの地下鉄は路線が5本あって、乗り換えを含む移動では常時接続が必要です。フリーWiFiだけでは乗り過ごしが怖い。

ベルゲン・フィヨルドエリアのWiFi事情

ベルゲンの市街地、特にブリッゲン(Bryggen)周辺の観光エリアにはカフェのWiFiがありますが、フィヨルドクルーズの船上やフロム鉄道の車内ではフリーWiFiはほぼ期待できません。

フリーWiFiをメインの通信手段にするのは、オスロ限定の滞在でギリギリ成立するレベルです。フィヨルドまで足を伸ばすならeSIMは必須と考えてください。

エリア別の通信環境

オスロ(Oslo)

オスロの4G/5Gカバレッジは申し分ありません。中央駅周辺、カールヨハン通り、王宮、アーケシュフース城、ヴィーゲラン彫刻公園、グリューネルロッカ地区——観光で回るエリアはすべて快適に通信できます。

筆者がオスロで印象に残っているのは、T-bane(地下鉄)の車内でも4G接続が安定していたことです。オスロのT-baneは市内中心部が地下、郊外に出ると地上を走る構造ですが、地下区間でもTelenor回線の4Gがしっかり入っていました。ホルメンコーレンのスキージャンプ台を見に行くとき、T-bane 1号線で郊外に向かいましたが、終点近くまで通信が途切れることはありませんでした。

オスロはキャッシュレス社会が極端に進んでいる街です。Vipps(ノルウェー版のPayPay)を現地の人はみんな使っていますが、旅行者はクレジットカードのタッチ決済で十分です。現金を使う場面はほぼゼロでした。カード決済にはネット接続が不要ですが、Googleマップや翻訳アプリなど、スマホに頼る場面は多い。オスロの街歩きはeSIMがあると格段にスムーズです。

ベルゲン(Bergen)

ノルウェー第2の都市ベルゲンは、フィヨルド観光の起点として多くの旅行者が訪れる港町です。世界遺産のブリッゲン(Bryggen)を中心に、魚市場、フロイエン山、カラフルな木造建築が並ぶ旧市街——コンパクトな街なので徒歩で回れます。

筆者がブリッゲンの埠頭沿いを歩いていたとき、eSIMの4G接続は安定していました。世界遺産のカラフルな木造倉庫群をInstagramにアップしましたが、アップロードは数秒で完了。ベルゲンは雨が多い街(年間200日以上雨が降るとも言われます)で、筆者が訪れた日も小雨でしたが、通信は天候に関係なく快適でした。

フロイエン山の展望台まではケーブルカーで約6分。山頂の展望台でもTelenorの4Gが入り、ベルゲンの街並みとフィヨルドを見渡す絶景写真をその場で送ることができました。ただし、フロイエン山の裏側のハイキングコースに入ると電波が弱くなる区間がありました。展望台周辺にいるぶんには問題ありません。

ノルウェー・イン・ア・ナットシェル(Norway in a Nutshell)

ノルウェー旅行のハイライトとして多くの人が参加するルートツアーです。オスロ→ミュルダール→フロム鉄道→フィヨルドクルーズ→ヴォス→ベルゲンという行程で、ノルウェーの絶景を1日で凝縮して体験できます。

通信環境は正直に言うと、区間によってかなりバラつきがあります。

フロム鉄道(Flåmsbana)は世界でも屈指の絶景鉄道ですが、山岳地帯を走るため電波が不安定です。ミュルダール駅を出発してフロムに向かう約1時間の道中、トンネルの中や深い谷底では圏外になる区間がありました。有名なショースフォッセン(Kjosfossen)の滝で停車したときは4Gが入りましたが、車窓の絶景を動画で生配信するのは厳しいです。筆者はフロム鉄道の車内で撮った動画を、フロム到着後にまとめてアップロードしました。

フィヨルドクルーズ(ネーロイフィヨルドまたはアウルランフィヨルド)は、航路の大半でモバイル回線が不安定です。フィヨルドは両側を断崖に挟まれた狭い入江なので、基地局の電波が届きにくい地形です。クルーズ船にはWiFiがないか、あっても衛星回線で遅い。筆者はフィヨルドクルーズの約2時間、ほぼ圏外でした。ただし、これは不便というより贅沢な時間です。世界遺産の絶景を目の前にして、スマホの通知が来ない。静寂の中でフィヨルドの水面を眺める。通信のことは忘れて景色を楽しんでください。写真は港に戻ってからアップすれば十分です。

オスロ〜ベルゲン間の列車(ベルゲン急行)

オスロからベルゲンまでVy(ノルウェー国鉄)のベルゲン急行で約7時間。ノルウェーで最も美しい鉄道路線のひとつで、途中のフィンセ(Finse)付近では標高1,222mの高原地帯を走ります。

筆者はこのルートを列車で移動しましたが、車内WiFiは無料で提供されています。オスロ郊外〜ホーネフォスあたりまではWiFiもeSIMの4G回線も快適でした。ただし、ハダンゲルヴィッダ高原を越える区間では、WiFiもモバイル回線も不安定になります。山岳地帯のトンネルが連続する区間では、5分間ほど完全に圏外になることもありました。

筆者はこの7時間の列車旅を存分に楽しむために、事前にPodcastとKindleの本をダウンロードしておきました。車窓の景色が壮大なので、正直スマホを見ている暇はないのですが、トンネル区間でBGMが途切れるのだけは避けたかった。オフラインコンテンツの準備は長距離列車の基本です。

ロフォーテン諸島(Lofoten Islands)

ノルウェー北部、北極圏内にあるロフォーテン諸島は、切り立った山と穏やかな入江が織りなす「世界で最も美しい島」とも称される場所です。レイネ(Reine)やヘニングスヴェール(Henningsvær)といった小さな漁村が点在しています。

通信環境は、主要な集落では4Gが入ります。レイネやスヴォルヴェール(Svolvær)などの観光拠点では、Telenor回線で問題なく通信できました。筆者がレイネの漁師小屋(ロルブー)に泊まったとき、宿のWiFiは遅かったですが、eSIMの4Gで写真のアップロードは問題なくできました。

ただし、ロフォーテン諸島は集落と集落の間が離れていて、車で移動する途中に圏外になる区間があります。特にE10号線から外れた小さな入江や、ハイキングルートに入ると電波が届かない場所が出てきます。ロフォーテンの絶景スポットであるレイネブリンゲン(Reinebringen)のハイキング中、山頂付近では電波が入りましたが、登山道の中腹では圏外でした。

ロフォーテンに行くなら、Googleマップのオフラインマップは必ずダウンロードしておいてください。レンタカーで回る場合、ナビが圏外で使えなくなると迷います。

オーロラ観測エリア(トロムソ周辺)

トロムソ(Tromsø)はノルウェー北部のオーロラ観測の拠点都市です。トロムソ市内の通信は快適で、4G/5Gが問題なく使えます。

オーロラ観測ツアーに参加すると、バスで市街地から1〜2時間離れたフィヨルドの岸辺や山間部に連れて行かれます。光害のない場所が観測には最適ですが、そういう場所は基地局からも遠い。筆者がトロムソ近郊のオーロラ観測スポットにいたとき、電波は1本立つか立たないかでした。テキストメッセージは辛うじて送れましたが、オーロラの写真をリアルタイムでSNSに上げるのは無理でした。

ただ、オーロラを見ている最中にスマホを気にするのは無粋というものです。氷点下10度の空の下で、緑色のカーテンが揺らめくのを見上げる。あの瞬間は通信圏外のほうがむしろ似合っている。写真はトロムソのホテルに戻ってからまとめてアップしましょう。

白夜の季節(ミッドナイトサン)

夏のノルウェー北部では白夜が続きます。ノールカップ(Nordkapp)やロフォーテン諸島で真夜中の太陽を見るために訪れる旅行者も多いです。

ノールカップの岬まで行くと、観光施設周辺ではTelenorの4Gが入ります。筆者はノールカップではなくロフォーテンで白夜を体験しましたが、夜の11時に沈まない太陽を撮影してeSIM経由で送信できました。ただし北緯68度を超えるエリアでは、集落を離れると圏外になる確率が上がります。白夜の時期は観光客が増えるので回線が混雑する場面もあります。

ノルウェーの超キャッシュレス社会 — 現金はほぼ不要

ノルウェーは世界で最もキャッシュレスが進んだ国のひとつです。筆者がノルウェー滞在中に現金を使った場面はゼロでした。コンビニのNarvesen、カフェ、レストラン、フィヨルドクルーズのチケット、ベルゲン急行の車内販売——すべてクレジットカードのタッチ決済で完結します。

ノルウェー人はVipps(ヴィップス)というモバイル決済アプリを日常的に使っています。割り勘も送金もVippsで済ませるので、若い世代は財布を持ち歩いていない人も多いです。旅行者はVippsのアカウントを作れませんが、Visa/Mastercardのタッチ決済があれば困りません。

キャッシュレス社会だからこそ、スマホのバッテリーとネット接続は生命線です。カード決済端末はオフラインでも動きますが、Googleマップや翻訳アプリ、チケットアプリ(Vy、Ruter)はネット接続が前提です。eSIMがあれば安心ですが、モバイルバッテリーも必ず持っていってください。

通貨はノルウェー・クローネ(NOK)で、1NOK = 約14円(2026年3月時点)。ノルウェーの物価は北欧でもトップクラスの高さなので、現地での出費を為替アプリで確認する場面が多くなります。為替レートの確認にもネット接続が必要です。

ヨーロッパ周遊との関係 — EEA加盟国のメリット

ノルウェーはEU非加盟ですが、EEA(欧州経済領域)に加盟しています。EEA加盟により、EUローミング規則(Roam Like at Home)がノルウェーにも適用されるため、ヨーロッパ周遊eSIMがノルウェーでもそのまま使えます。

旅行者にとっては「EU加盟国と同じ扱い」と思って問題ありません。ノルウェーを起点とした以下のような周遊ルートにも対応できます。

  • オスロ → ストックホルム(列車で約5時間半)
  • オスロ → コペンハーゲン(飛行機で約1時間)
  • ベルゲン → スコットランド(フィヨルド経由のクルーズも人気)
  • トロムソ → ロヴァニエミ(フィンランド北部。オーロラベルトの周遊)

筆者はオスロからストックホルムへ列車で移動しましたが、国境を越えた瞬間も通信が途切れることなく、eSIMがスウェーデンのキャリアに自動で切り替わりました。EU/EEA圏内の国境越えは、通信に関してはまったく意識する必要がありません。

ヨーロッパ周遊全般の通信戦略はヨーロッパ周遊ガイドにまとめています。

VPN事情 — ノルウェーはネット自由国家

ノルウェーにはインターネット規制はありません。Google、LINE、Instagram、YouTube、X——日本で使っているサービスはすべてそのまま利用できます。北欧はインターネットの自由度が世界で最も高い地域で、ノルウェーもその筆頭です。

VPNが役立つ場面は以下の通りです。

  • 日本のTVer、ABEMA、NHKプラスなど地域制限のある動画サービスを視聴したいとき
  • ホテルやカフェのフリーWiFiを安全に使いたいとき
  • 空港やベルゲン急行の車内WiFiでクレジットカード情報を扱うとき

筆者はオスロのホテルでNordVPNを使ってTVerに接続しました。ノルウェーの夏は白夜で眠れないこともありますし、冬は夜が長い。ホテルの部屋で日本のテレビ番組を観る時間は案外貴重です。

VPNの選び方と主要サービスの比較はVPN比較記事にまとめています。

フリーWiFiを安全に使うにはVPNの併用が有効です。速度や料金の違いは海外旅行向けVPN 5社の比較レビューで解説しています。

データ使用量の目安

ノルウェー旅行中によく使うアプリごとのデータ消費量をまとめました。

用途1時間あたりの目安1日の目安(3〜4時間利用)
Googleマップ10〜20MB50〜80MB
LINE / WhatsApp(テキスト中心)5〜10MB20〜40MB
Instagram(閲覧中心)100〜200MB300〜600MB
YouTube(標準画質)300〜500MB使用注意
Web検索・ブラウジング30〜50MB100〜200MB
フィヨルド写真のアップロード写真1枚 5〜15MB枚数次第

オスロ中心の旅行なら、カフェやホテルのWiFiを併用してモバイルデータの消費を抑えやすいです。1日300〜500MBで収まることもあります。

フィヨルドやロフォーテンまで行く場合は、WiFiに頼れる場面が減るのでやや多めに。1日500MB〜1GBを見込んでおくと安心です。5日間の旅行なら3〜5GBプランが目安になります。

出発前チェックリスト

ノルウェーに出発する前に、以下の準備を済ませておくと現地で慌てません。

  • eSIMの購入とインストール(eSIMの設定ガイドを参照。自宅のWiFi環境でインストールまで完了させておく)
  • eSIMの動作確認(インストール後、モバイルデータ通信の切り替えテストをしておく。トラブル時はeSIMトラブルシューティングを参照)
  • VPNアプリのインストールとテスト接続(日本にいる間に動作確認)
  • Googleマップのオフラインマップダウンロード(フィヨルドエリア、ロフォーテン諸島は必須。オスロ・ベルゲン市内も入れておくと安心)
  • 変換プラグの準備(ノルウェーはC / Fタイプ。日本のAタイプのプラグはそのままでは使えません。Cタイプがあればノルウェー含むヨーロッパ大陸のほとんどの国で使えます)
  • 為替アプリのインストール(NOKは日本人に馴染みが薄い通貨です。レストランのメニューを見て「これ日本円でいくら?」となる場面が多いので、為替計算アプリを入れておくと便利)
  • クレジットカードの海外利用設定(ノルウェーは完全キャッシュレス社会。カードが使えないと詰みます。カード選びは海外クレジットカード比較記事を参考に)
  • 海外旅行保険の加入確認
  • Vyアプリのインストール(ノルウェー国鉄の列車チケットをスマホで購入できます)
  • Ruterアプリのインストール(オスロ市内の公共交通チケットをスマホで購入。T-bane、トラム、バスに対応)

実践Tips — ノルウェーで知っておくと便利なこと

ノルウェーの物価とデータ消費

ノルウェーの物価の高さは覚悟が必要です。カフェのコーヒー1杯が50〜70NOK(約700〜1,000円)、レストランのランチが200〜300NOK(約2,800〜4,200円)。スーパーのサンドイッチでも50NOK(約700円)はします。

筆者はオスロで何度も為替アプリを開いてNOKを日本円に換算しました。「今の食事、日本円だといくらだったんだろう」と確認するのが癖になります。為替アプリはオフラインでも使えるものを選んでおくと、フィヨルドの圏外エリアでも安心です。

雨のベルゲン対策

ベルゲンは年間降水量が2,000mmを超える「雨の街」です。旅行中に雨に降られる確率が非常に高い。スマホの防水性能を過信せず、防水ケースやジップロックを持っておくと安心です。筆者はブリッゲンの埠頭で突然の横殴りの雨に遭い、ポケットに入れていたスマホが濡れそうになりました。IP68防水のiPhoneでも、北欧の雨は侮れません。

ベルゲン急行の車窓を楽しむ

オスロ〜ベルゲン間のベルゲン急行は、ノルウェーで最も景色の美しい鉄道路線です。車窓から見えるフィヨルド、氷河、高原の景色は圧巻です。eSIMの4G接続は区間によって途切れますが、車窓を楽しんでいれば通信のことは気にならなくなります。

筆者がおすすめするのは、出発前にタイムラプス撮影をセットして車窓にスマホを固定しておくことです。7時間の車窓を3分のタイムラプスに圧縮すると、帰国後に見返したとき感動します。タイムラプス撮影はオフラインでできるので、通信環境に関係なく実行できます。

帰国後にやること

ノルウェーから帰国したら、スマホの通信設定を元に戻す作業が必要です。

  1. モバイルデータ通信を日本のキャリア回線に戻す(設定 → モバイル通信 → 主回線を選択)
  2. ノルウェーで使ったeSIMの回線をOFFにする(再渡航の予定があれば削除せず残しておいてもOK)
  3. 機内モードをON → OFFにして、日本のネットワークに再接続する

切り替えの詳細は帰国後の設定ガイドを参照してください。

まとめ

ノルウェーは北欧の通信先進国です。オスロやベルゲンの都市部では4G/5Gが快適で、通信で困る場面はほぼありません。TelenorとTeliaがしっかりインフラを整備しているおかげです。

ただし、フィヨルドクルーズの航路上、フロム鉄道のトンネル区間、ロフォーテン諸島の集落間、オーロラ観測スポット——ノルウェー旅行のハイライトほど通信が不安定になる傾向があります。フリーWiFiだけに頼ると、最高の瞬間に「写真が送れない」というストレスを抱えることになります。だからeSIMを1枚持っておくのがベストです。

ノルウェーはEU非加盟ですが、EEA加盟国としてEUローミング規則が適用されるため、ヨーロッパ周遊eSIMがそのまま使えます。スウェーデンやデンマークとの組み合わせにも対応できるので、北欧周遊を考えている方はEU周遊プランを選んでおくのが賢明です。

ノルウェー旅行の通信準備はシンプルです。ヨーロッパ周遊eSIMを1枚入れておくこと。フィヨルドエリアに行くならオフラインマップを準備すること。そして、モバイルバッテリーを忘れないこと。この3点を押さえておけば、オスロの街歩きからフィヨルドの絶景まで、通信に悩まされることなくノルウェーを楽しめます。

北欧を周遊する方はスウェーデンのeSIMガイドデンマークのeSIMガイドも参考にしてください。トロムソからフィンランド北部へ足を伸ばす方はフィンランドのeSIMガイドもあわせてどうぞ。

出発前にeSIM比較記事で自分に合ったプランを選んでおきましょう。設定方法が不安な方はeSIMの設定ガイドも参考にしてください。

ノルウェーはカード決済が完全に主流の国で、現金を使う場面はほぼゼロです。海外事務手数料や旅行保険の付帯条件はカードごとに違うので、出発前に海外旅行向けクレジットカードの比較記事も確認しておくと安心です。

航空券とホテルをまだ別々に探している方は、パッケージツアーのほうが安くなるケースもあります。海外ツアー【トラベルウエスト】→でノルウェーツアーの料金を確認してみてください。

よくある質問

ノルウェー旅行にeSIMは必要?
あると非常に安心です。オスロ市内はフリーWiFiが使える場所もありますが、フィヨルド観光やロフォーテン諸島など自然エリアでは頼りになりません。ノルウェーはEEA加盟国なのでヨーロッパ周遊eSIMがそのまま使えます。1枚持っておくのがおすすめです。
フィヨルドでもeSIMは繋がる?
主要なフィヨルド観光ルート沿いの町では4Gが入ります。ただし、フィヨルドクルーズの航路上やフロム鉄道の一部区間では電波が弱くなる場面があります。オフラインマップの準備をおすすめします。
ノルウェーはEU加盟国?ヨーロッパ周遊eSIMで使える?
ノルウェーはEU非加盟ですが、EEA(欧州経済領域)に加盟しているため、EUローミング規則が適用されます。ほぼすべてのヨーロッパ周遊eSIMプランにノルウェーは含まれています。
ノルウェーの物価は高い?データ通信も高い?
ノルウェーは世界トップクラスの物価です。現地キャリアのプリペイドSIMも観光客向け価格で割高になりがちです。日本で事前にeSIMを購入しておくほうが圧倒的にコスパが良いです。
ノルウェー旅行のデータ通信量の目安は?
地図・SNS・LINEで1日500MB〜1GB。5日間なら3〜5GBプランが目安です。フィヨルドエリアではフリーWiFiがほぼないのでモバイル通信頼りになります。やや多めのプランを選んでおくと安心です。

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