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バリ島で使えるeSIMはどれ?旅行者向け4サービスを料金・回線・使い勝手で比較

バリ島のeSIM選び、ポイントは「回線」と「容量」の2つ

バリ島旅行でeSIMを選ぶとき、料金表だけ見て決めると失敗します。

なぜかというと、インドネシアの通信キャリアによって「バリ島のどこまで電波が届くか」に差があるからです。クタやスミニャックの繁華街にいる限りはどのeSIMでも快適ですが、ウブドの奥やヌサペニダ島まで足を延ばす予定があるなら、Telkomsel回線のeSIMを選んでおかないと電波が途切れる場面が出てきます。

もう一つの判断軸がデータ容量。バリ島はInstagramに映えるスポットが多く、旅行中の写真・動画アップロード量が他の渡航先より増えがちです。ハネムーンで訪れるカップルなら、データ残量を気にしながら過ごすのは避けたいはず。

この2点を押さえた上で、バリ島で使える主要eSIMサービス4つを比較しました。

バリ島の通信事情全般(キャリア構成、エリア別の電波状況、フリーWiFi事情など)はバリ島ネット環境ガイドにまとめてあります。

インドネシアのeSIM事情|IMEI登録制度を知っておく

バリ島のeSIM選びに入る前に、インドネシア特有の通信事情を押さえておく必要があります。

インドネシアは2020年からIMEI登録制度を導入しています。これは、インドネシア国内で使用するスマートフォンのIMEI番号(端末固有の識別番号)が政府のデータベースに登録されていないと、現地SIMカードが使えないという仕組みです。

日本で購入したスマートフォンは基本的にIMEI登録されていないため、空港でSIMカードを買ってもアクティベートできないリスクがあります。実際には渡航者向けに90日間の猶予期間が設けられており、短期旅行者がすぐに影響を受けるケースは多くありません。ただし、制度の運用状況は流動的で、突然厳格化される可能性もゼロではありません。

eSIMの場合、この制度の影響を受けるかどうかはサービスによって異なりますが、Airaloやtrifa、Holaflyといった大手eSIMサービスのプランは、ローミング方式で接続するため、IMEI登録なしでも利用可能です。eSIMであれば、IMEI登録の問題を気にせずインドネシアでデータ通信を開始できるのは大きなメリットです。

この点だけでも、バリ島旅行ではeSIMを選んでおくほうが安全策と言えます。

4サービスの料金比較

2026年3月時点のインドネシア向けeSIMプラン(バリ島で利用可能)を並べます。

サービスプラン料金日本円目安接続キャリアテザリング日本語サポート
Airalo1GB / 7日$4.50約675円Telkomselなし(英語)
Airalo3GB / 30日$5.00約750円Telkomselなし(英語)
Airalo5GB / 30日$9.50約1,425円Telkomselなし(英語)
Airalo10GB / 30日$16.00約2,400円Telkomselなし(英語)
trifa1GB / 7日$6.90約1,035円Telkomselあり(LINE)
trifa3GB / 30日$11.50約1,725円Telkomselあり(LINE)
trifa5GB / 30日$16.00約2,400円Telkomselあり(LINE)
Holafly無制限 / 5日$19.00約2,850円Telkomsel不可あり(チャット)
Holafly無制限 / 7日$27.00約4,050円Telkomsel不可あり(チャット)
Ubigi3GB / 30日$7.00約1,050円Indosatなし(英語)

各サービスの全体的な比較(対応国数、アプリの使い勝手、サポート体制など)は海外eSIM5社の比較レビューにまとめてあります。

料金だけで見ると、Airaloの3GBプラン約750円が最安です。同じ3GBでtrifaは約1,725円と2倍以上の開きがありますが、trifaにはLINEでの日本語サポートがつきます。eSIMが初めてで「設定でつまずいたときに日本語で質問したい」という方には、この差額に意味があります。

Holaflyはデータ無制限プランのみ。1日あたり570円と割高ですが、ハネムーンで写真も動画も気にせずアップしたいなら、容量を心配しなくていいのは精神的に楽です。ただしテザリング不可なので、パートナーのスマホにシェアする使い方はできません。

Ubigiは費用対効果は悪くないのですが、接続キャリアがIndosat。バリ島の主要観光エリアなら問題ないものの、ウブドの奥やヌサペニダではTelkomsel回線組と比べてカバレッジに不安が残ります。

用途別のおすすめ

比較表だけでは選びにくいと思うので、旅行スタイル別に整理します。

バリ島5泊6日、リゾート滞在中心の場合

Airaloの3GBプランで足ります。クタやヌサドゥアのリゾートホテルにいる時間が長いなら、ホテルWiFiとeSIMの併用でデータ消費を抑えられます。費用は約750円。

ウブド・ヌサペニダまで足を延ばす場合

Airaloの5GBプランがバランスが良い選択です。Telkomsel回線なのでウブド方面のカバレッジも比較的安心。アクティブに動き回る旅程では、地図の表示やGrabの呼び出しで意外とデータを消費するので、余裕を持って5GBを選んでおくのが無難です。

ハネムーン・記念旅行の場合

データ残量を気にしながら一生に一度の旅行を過ごすのは、正直もったいないです。Holaflyの無制限プランか、Airaloの5GBプラン + VPNという組み合わせを検討してください。

ただしHolaflyはテザリング不可。2人とも自分のスマホにeSIMを入れるか、片方だけeSIMを入れてもう片方はホテルWiFi中心で過ごすか、という判断が必要になります。2人分のAiralo 5GBプランを買っても約2,850円で、Holafly 1枚分と同額です。テザリングも可能なAiraloを2枚買うほうが柔軟性は高いでしょう。

ハネムーンのネット準備全般はハネムーン旅行のネット環境ガイドで詳しくまとめています。

eSIMが初めてで不安な場合

trifaを選んでください。料金は高いですが、LINEで日本語サポートに質問できます。eSIMのインストールやアクティベーションで迷ったときに、母国語で相談できる安心感は初めての方にとっては大きなものです。

設定手順に不安がある方はeSIM設定ガイドも合わせて読んでおくと、当日慌てずに済みます。

エリア別の電波状況|主要観光スポットのカバレッジ

バリ島のeSIMを選ぶ上で気になるのは、自分の行き先でちゃんと電波が入るかどうかです。Telkomsel回線を前提に、主要な観光エリアのカバレッジ状況を整理します。

スミニャック・クタ・レギャン(南部ビーチエリア)

バリ島で最も通信インフラが整っているエリアです。4G LTEが安定して入り、どのeSIMサービスでも問題なく利用できます。Grabの呼び出し、Google Maps、SNSへの写真アップロード、いずれも快適です。ビーチクラブやカフェのフリーWiFiも充実しているため、eSIMとの併用でデータ消費をさらに抑えられます。

ヌサドゥア・ジンバラン(リゾートエリア)

大型リゾートホテルが集まるエリアで、通信環境は良好です。ホテル内はWiFiがしっかりしているので、外出時のGrab手配やレストラン検索にeSIMを使う程度であれば1日あたり200〜300MBもあれば十分でしょう。

ウブド(山間部の文化エリア)

ウブド中心部(モンキーフォレスト通り、ウブド王宮周辺)ではTelkomsel回線が安定して入ります。テガラランの棚田(ライステラス)も、展望台周辺であれば電波は届きます。

注意が必要なのは、ウブドからさらに北に進んだバトゥール山周辺や、深い渓谷沿いのトレッキングコースです。標高が上がるにつれて電波が弱くなる場所があり、4Gから3Gに切り替わるケースも。Google Mapsのオフラインマップをあらかじめダウンロードしておくと安心です。

ヌサペニダ島(離島)

バリ島本島からスピードボートで約30〜45分のヌサペニダ島は、ケリンキングビーチやブロークンビーチなどSNS映えするスポットで人気です。

Telkomsel回線であれば島内の主要エリアで接続可能ですが、本島に比べると電波は弱めです。ビーチへの崖下りや島の西側の道路沿いでは電波が途切れる場面もあります。Indosat回線はヌサペニダでのカバレッジが不安定なため、離島に渡る予定があるならTelkomsel回線一択です。

日帰りツアーで訪れる場合、ツアー中にリアルタイムで通信する場面は限られるため、1日あたり300〜500MBの消費量を見ておけば足ります。

インドネシア特有の注意点

サイトブロックの存在

インドネシア政府はKominfo(通信情報省)の方針で特定のWebサイトへのアクセスをブロックしています。2026年時点で確認されているブロック対象にはReddit、一部のアダルトサイト、過去にはSteamやPayPalが一時的にブロックされた事例もあります。

LINE、Instagram、WhatsApp、Googleなど旅行に必要なサービスは問題なく使えます。ただ、普段Redditを情報収集に使っている方や、ホテルのフリーWiFiを安全に利用したい方はVPNの導入を検討する価値があります。

VPN選びの詳細は海外旅行用VPN 5社比較を参照してください。中国のような「VPN必須」の国ではありませんが、セキュリティ対策としてあると心強い存在です。特にバリ島のカフェやホテルのフリーWiFiを頻繁に使う予定がある方は、VPNでの暗号化がセキュリティ面で安心材料になります。

ちなみに、AiraloにはVPN機能がオプションで追加できるプランも存在します。eSIMとVPNを1つのアプリで管理できるのは手軽です。ただし、本格的なVPN利用が目的なら、NordVPNやSurfsharkなど専用サービスのほうが速度・安定性ともに優れています。

Grabの利用とネット接続

バリ島ではGrab(配車アプリ)が便利ですが、注意点が一つ。バリ島にはローカルタクシー組合の影響でGrabが使えないエリアが存在します。デンパサール空港の到着ロビー前、ウルワツ寺院の駐車場付近などはGrab禁止ゾーンです。

とはいえ、eSIMさえ入っていれば少し離れた場所からGrabを手配できるので、タクシーのぼったくりを避ける手段としてeSIMは必須と考えてください。

eSIMの購入とインストール手順

バリ島向けeSIMの購入からインストールまでの流れは、他の渡航先と基本的に同じです。

  1. 出発前(自宅WiFi環境で):eSIMを購入し、QRコードを読み取ってインストール
  2. 出発前:eSIMの回線をオフ(データ通信を無効化)のまま保持
  3. デンパサール空港到着後:eSIMの回線をオンにし、データローミングを有効化
  4. 帰国後:eSIMを削除し、主回線に切り替え

ステップごとの画面付き手順はeSIM設定ガイド(iPhone・Android対応)を参考にしてください。初めてeSIMを使う方にとって一番つまずきやすいのは「インストール」と「アクティベート」のタイミングの違いです。インストールは日本で、アクティベート(データ通信の有効化)は現地で。この区別を押さえておけば、ほぼ迷うことはありません。

データ消費量の目安|バリ島旅行の場合

eSIMのプランを選ぶとき、「自分が何GB使うのか」がわからないと判断できません。バリ島旅行で想定されるデータ消費量の目安を整理します。

用途1回あたりの目安1日あたりの想定
Google Maps(ナビ利用)5〜10MB / 1時間30〜60MB
Grab(配車アプリ)3〜5MB / 1回15〜25MB
Instagram(閲覧+投稿)50〜100MB / 30分200〜400MB
LINE(メッセージ+写真送信)10〜30MB / 1日10〜30MB
LINE通話(音声)25MB / 1時間25〜50MB
LINE通話(ビデオ)300MB / 1時間300〜600MB
ウェブブラウジング3〜5MB / 1ページ50〜100MB

ビーチリゾートでのんびり過ごす日なら1日300〜500MB程度。ウブドやヌサペニダを回るアクティブな日でもGrabと地図中心なら500MB〜1GB程度です。5泊6日の旅行全体では、SNSをそこそこ使って3〜5GBが目安になります。

ビデオ通話を毎日する方や、撮った動画をその日のうちにクラウドにアップする方は、この数字を大きく超える可能性があります。その場合はHolaflyの無制限プランか、Airaloの10GBプランを検討してください。

現地SIMという選択肢

バリ島では、デンパサール空港の到着ロビーでTelkomselやIndosatのSIMカードを購入することもできます。料金は5GB / 7日間で50,000〜80,000 IDR(約500〜800円)程度と、eSIMより安い場合もあります。

ただし、到着ロビーのSIMカウンターは時間帯によって30分以上の行列ができます。特に日本からの便が集中する午後〜夕方は混み合います。パスポートの登録手続きも必要で、慣れていないと15分ほどかかることも。さらに、前述のIMEI登録制度の影響で、現地SIMがアクティベートできないリスクもゼロではありません。

eSIMなら空港に降りた瞬間からGrabを呼べます。この時間差はバリ島では特に重要で、空港からホテルまでのタクシーの交渉を避けてGrabで移動できるかどうかが、到着直後のストレスを大きく左右します。

現地SIMとeSIMの使い分けについてはバリ島ネット環境ガイドで詳しく整理しています。

バリ島のeSIM選びで大事なこと

最後にまとめると、バリ島のeSIM選びで見るべきは「Telkomsel回線かどうか」と「自分の旅程に合ったデータ容量があるか」の2点です。

リゾートから出ない方はどのeSIMでも大差ありません。ウブドやヌサペニダまで動く方はTelkomsel回線のAiraloかtrifa。ハネムーンで容量を気にしたくない方はHolaflyの無制限、あるいはAiraloの5GBを2人分。

eSIMの設定そのものが初めてで不安な方は、初心者向けeSIM設定ガイドeSIMでよくあるトラブルと対処法を事前に読んでおくと安心です。83%の利用者が「設定は簡単だった」と回答しているデータもあります。最初のハードルを越えれば、次からは迷うことなくeSIMを選べるようになるはずです。

Airalo公式サイトでインドネシアプランを見る →

trifa公式サイトでバリ島プランを見る →

クレジットカードの海外旅行保険を活用して旅行費用を抑えたい方は、海外旅行向けクレジットカード比較もチェックしてみてください。バリ島はリゾート価格で出費が膨らみがちなので、カード付帯の保険やラウンジ利用が地味に効いてきます。

よくある質問

バリ島のeSIMは日本で事前にインストールできる?
できます。Airalo、trifa、Holaflyいずれも日本の自宅WiFi環境でインストールまで完了できます。現地到着後にデータ通信をオンにすれば即利用可能です。空港で並んでSIMを買う手間が省けるのがeSIMの最大の利点です。
バリ島旅行は何GBのeSIMプランを選べばいい?
地図、SNS、配車アプリ(Grab)中心なら1日500MB〜1GB。5泊6日のリゾート滞在なら3〜5GBで十分です。ハネムーンや記念旅行で写真・動画をSNSに頻繁にアップする予定なら、無制限プランを検討してください。
ウブドの山間部でもeSIMは使える?
Telkomsel回線のeSIMであれば、ウブド中心部やライステラス周辺は問題なく繋がります。ただし標高の高い棚田エリアや渓谷沿いの散策路では電波が弱くなる場所もあります。
バリ島でVPN付きeSIMは必要?
インドネシア政府は一部のWebサイト(Reddit、一部のゲームプラットフォーム等)をブロックしています。主要SNSは使えますが、VPNがあればブロック回避とフリーWiFi利用時のセキュリティ対策を兼ねられます。
バリ島の空港SIMとeSIMどちらが安い?
価格だけならデンパサール空港のSIMカウンターも安いですが、到着ロビーの行列で30分以上かかることがあります。eSIMなら空港に降り立った瞬間からGrabを呼べるので、時間単価を考えるとeSIMのほうが合理的です。

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