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プライオリティパスが無料でもらえるクレジットカード5枚を比較する

プライオリティパスを自分で契約すると、最上位のPrestige会員で年間469米ドル(約7万円)かかります。これがクレジットカードの付帯特典であれば、カードの年会費の中に含まれています。

年会費11,000円のカードにPrestige相当のプライオリティパスがついてくる。冷静に考えると破格です。ただし、カードによって利用回数の制限や同伴者料金に大きな差があるため、「プライオリティパスがつく」という一点だけで選ぶと損をすることもあります。

プライオリティパスが無料で付帯するクレジットカード5枚を、年会費・利用回数・同伴者料金の3軸で比較しました。

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結論:費用対効果なら楽天プレミアムカード。ただし目的で最適解は変わる

先に結論を書きます。プライオリティパス目的でカードを選ぶなら、年会費11,000円で利用回数無制限の楽天プレミアムカードが最も費用対効果に優れます。

ただし「年に何回使うか」「同伴者がいるか」「他の特典も重視するか」によって最適なカードは変わります。年に1回しか海外に行かないなら、そもそもプライオリティパス付きのカードが必要かどうかから考え直したほうがよいかもしれません。

プライオリティパスとは — 空港ラウンジの共通パスポート

プライオリティパスは、世界148か国・1,600か所以上の空港ラウンジを利用できる会員制プログラムです。1992年にイギリスで設立され、航空会社や搭乗クラスに関係なく使えるのが最大の特徴です。

空港ラウンジには大きく3種類あります。航空会社が運営するラウンジ(ANAラウンジ、JALサクララウンジなど)、クレジットカード会社が提供する国内空港のカードラウンジ、そして第三者が運営する独立系ラウンジです。プライオリティパスで入れるのは、主にこの第三者運営の独立系ラウンジです。

カードラウンジはソフトドリンクと簡単なスナック程度ですが、プライオリティパス対応ラウンジは食事・アルコール・シャワー・仮眠スペースを備えたところが多く、設備のレベルがまったく異なります。筆者も初めてプライオリティパスでラウンジに入ったとき、国内空港のカードラウンジとの差に驚きました。

プライオリティパスの仕組み — 3つの会員ランク

プライオリティパスには3つの会員ランクがあります。

Standard(年会費99米ドル)は、ラウンジ利用のたびに1回35米ドルがかかります。会員証としての役割だけで、実質的なメリットは薄いです。

Standard Plus(年会費329米ドル)は、年10回まで無料で利用でき、11回目以降は1回35米ドルです。

Prestige(年会費469米ドル)は、回数無制限で利用できます。頻繁に海外へ行く方向けの最上位ランクです。

クレジットカードに付帯するプライオリティパスは、多くの場合Prestige相当です。ただし一部のカードでは利用回数に制限が設けられているため、「Prestige相当」の内容はカードごとに確認する必要があります。

日本国内のプライオリティパス対応ラウンジ

国内の主要空港にもプライオリティパスで入れるラウンジがあります。海外に行かなくても使えるため、国内線利用時にも恩恵があります。

成田空港にはIASS Executive Lounge(第1・第2ターミナル)があり、軽食とアルコールが提供されます。出国後エリアにもナインアワーズのリフレッシュ施設があり、シャワーや仮眠スペースが利用可能です。

羽田空港国際線ターミナルにはTIATラウンジがあります。広さはそこまで大きくありませんが、出発前に静かに過ごせる場所として重宝します。

関西国際空港にはカードメンバーズラウンジ「六甲」や「金剛」があり、比較的ゆったりとした空間です。関空はLCC利用者も多いため、早朝便の前に立ち寄る方をよく見かけます。

中部国際空港(セントレア)にはプライオリティパス対応のラウンジがあり、名古屋発着の旅行者には便利です。

注意点として、国内のプライオリティパス対応ラウンジは設備面で海外ほど充実していない場合があります。シャワーがない、食事が簡素といったケースもあるため、過度な期待は禁物です。

海外の主要空港でのラウンジ体験

海外のプライオリティパスラウンジは、空港によって当たり外れが大きいです。筆者の経験も踏まえて、主要空港の状況を整理します。

バンコク・スワンナプーム空港はプライオリティパス対応ラウンジが複数あり、タイ料理のビュッフェが楽しめるラウンジもあります。ただし利用者が非常に多く、夕方から夜にかけてはほぼ満席です。入場を断られた経験が筆者にもあります。時間帯をずらすか、早めに向かうのが得策です。

シンガポール・チャンギ空港はラウンジの選択肢が豊富で、ターミナルごとに異なるラウンジが使えます。設備は全体的に清潔で水準が高いですが、こちらもピーク時間帯の混雑は覚悟してください。

ロンドン・ヒースロー空港はターミナルによって対応ラウンジが異なります。第2ターミナルのPlaza Premium Loungeは広く、ホットミールもしっかりしています。ただしヒースロー自体が巨大な空港なので、ラウンジまでの移動時間を考慮する必要があります。

ソウル・仁川空港のプライオリティパスラウンジは食事の質が高く、韓国料理を中心としたメニューが提供されます。トランジットエリアにもラウンジがあるため、乗り継ぎ時にも使いやすい空港です。

5枚の比較表

カード名年会費(税込)利用回数同伴者料金国際ブランド主な追加特典
楽天プレミアムカード11,000円年5回まで1名3,300円VISA/Mastercard/JCB楽天市場5倍ポイント
アメックスゴールド31,900円年2回無料1名3,300円American Express旅行保険充実、手荷物配送
三井住友カード プラチナプリファード33,000円無制限1名3,300円VISAポイント還元率最大15%
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス22,000円無制限1名3,300円American ExpressJALマイル還元率1.125%
JCBゴールド ザ・プレミア16,500円無制限対象外JCBJCBスターメンバーズ特典

この比較表を見ると、回数無制限で年会費が最も低いのはJCBゴールド ザ・プレミア(16,500円)ですが、インビテーション制のため誰でもすぐに申し込めるわけではありません。自分で申し込めるカードの中では、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(22,000円)が回数無制限の最安です。

楽天プレミアムカードのプライオリティパス改悪 — 2025年の変更点

楽天プレミアムカードは長年、年会費11,000円でプライオリティパスが回数無制限という、この分野では無敵の存在でした。しかし2025年1月から、利用回数が年間5回までに制限されるという大きな変更がありました。

この変更の背景には、プライオリティパス側の利用料金値上げがあると言われています。カード会社はプライオリティパスに対して利用1回ごとに手数料を支払っており、ヘビーユーザーが増えるほどカード会社の負担も増加します。年会費11,000円で回数無制限という条件は、楽天カード側にとって持続可能ではなかったのでしょう。

年5回という制限は、年に2〜3回の海外旅行であれば往路・復路で使っても足りる回数です。ただし、乗り継ぎの多い旅程を組む方や出張が頻繁な方にとっては明らかに物足りません。

5回を超えた場合は1回あたり35米ドル(約5,000円)が請求されます。頻繁に利用する方は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(22,000円・無制限)や三井住友カード プラチナプリファード(33,000円・無制限)への乗り換えを検討する価値があります。

楽天プレミアムカード — それでも年会費の安さは魅力

改悪を踏まえても、年会費11,000円でプライオリティパスが年5回使えるのは依然としてお得です。

楽天市場での買い物がポイント5倍になるため、楽天経済圏を使っている方なら年会費の元は比較的取りやすいです。海外旅行傷害保険は最高5,000万円(自動付帯+利用付帯)と、ゴールドカードとしては標準的な水準です。

注意点としては、国際ブランドにAmerican Expressを選べないこと。VISA・Mastercard・JCBの3択になります。海外利用を考えると、VISAかMastercardを選ぶのが無難です。

同伴者は1名につき3,300円(税込)で利用できます。家族連れの場合、同伴者料金は別途かかる点は理解しておく必要があります。

費用面で考えると、プライオリティパスを年3回使うなら1回あたり約3,667円。通常のPrestige会員(約7万円)と比較すれば十分に安いです。

アメックスゴールド — 旅行特典のトータルパッケージ

アメックスゴールドの年会費は31,900円(税込)。プライオリティパスはStandard会員として登録され、年2回までラウンジを無料利用できます。3回目以降は1回あたり35米ドルが発生します。

「年2回だけ?」と感じるかもしれませんが、アメックスゴールドの本質はプライオリティパスだけではありません。海外旅行傷害保険は最高1億円(利用付帯で満額)、手荷物無料宅配サービス、空港送迎サービスなど、旅行周辺の特典が幅広く揃っています。

ただし、プライオリティパスだけを目的にアメックスゴールドを持つのは割高です。年2回のラウンジ利用に31,900円を払うなら、楽天プレミアムカードのほうがはるかに安い。アメックスゴールドは、旅行特典全体を含めてコストに納得できる方に向いています。

アメックスゴールドの海外旅行関連スペックについてはアメックスゴールドの詳細レビューで掘り下げています。

三井住友カード プラチナプリファード — ポイント還元に全振り

年会費33,000円(税込)の三井住友カード プラチナプリファードは、プライオリティパスが無制限で利用可能です。

このカードの特徴はポイント還元率の高さです。通常還元率1.0%に加え、特約店での利用で最大15%還元。SBI証券のクレカ積立では5.0%還元(年間上限あり)と、ポイント特化型のプラチナカードです。

プライオリティパスはあくまで付帯特典の一つであり、カードの主軸はポイント還元にあります。「プライオリティパスも使いたいし、日常の買い物でもポイントを効率よく貯めたい」という方に適しています。

海外旅行傷害保険は最高5,000万円(利用付帯)。年会費33,000円のプラチナカードとしてはやや控えめな金額ですが、ポイント還元で年会費の元を取りやすい設計になっているため、保険は別途手当てする考え方でもよいでしょう。

国際ブランドはVISAのみ。海外での利用可能範囲は広く、タッチ決済にも対応しています。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス — 個人事業主・フリーランス向け

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの年会費は22,000円(税込)。プライオリティパスはPrestige相当で利用回数無制限です。

「ビジネス」と名がついていますが、会社員の副業用や個人事業主でも申込可能です。経費精算を1枚にまとめたい方に向いています。

JALマイルの還元率が最大1.125%と高く、JALマイラーにとっては魅力的なカードです。SAISON MILE CLUBに登録することで、ショッピング利用額に対して1,000円につき10マイルが貯まります。

同伴者料金は1名3,300円(税込)。国際ブランドはAmerican Expressのみのため、海外では使えない店舗がある点に注意が必要です。VISAかMastercardのサブカードを1枚持っておくことをおすすめします。

出張が多いフリーランスや個人事業主で、JALマイルを貯めながらプライオリティパスも使いたい方にはバランスのよい選択肢です。

JCBゴールド ザ・プレミア — JCBヘビーユーザーの特権

JCBゴールド ザ・プレミアは、年会費16,500円(税込、JCBゴールド11,000円+サービス年会費5,500円)でプライオリティパスが無制限に利用できます。

ただし、このカードには大きな前提条件があります。JCBゴールドを保有した上で、2年連続で年間100万円以上のカード利用がないと招待(インビテーション)が届きません。自分から申し込むことはできないカードです。

プライオリティパスの利用は本会員のみが対象で、同伴者の利用は基本的にできません。一人旅や出張が中心の方であれば問題ありませんが、家族旅行で使いたい場合は別のカードを検討してください。

JCBの海外加盟店数はVISAやMastercardに比べて限られるため、海外メインで使うには心もとない面があります。国内利用がメインでJCBのポイントプログラムを活用している方が、追加のメリットとしてプライオリティパスを手に入れる、という位置づけのカードです。

プライオリティパスの年会費 vs カード付帯 — どちらが得か

プライオリティパスを直接契約した場合と、カード付帯で手に入れた場合の費用を比較します。

Prestige会員を直接契約すると年間469米ドル(約70,000円)。これに対して、楽天プレミアムカードなら年会費11,000円で年5回まで、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスなら22,000円で無制限です。

年5回以下の利用なら楽天プレミアムカードが最安。年6回以上使うならセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスが最も費用対効果に優れます。どちらにしても、プライオリティパスの直接契約よりカード付帯のほうが大幅に安いです。

さらに、カード付帯の場合はプライオリティパス以外の特典(海外旅行保険、ポイント還元、空港サービスなど)もついてきます。プライオリティパスのためだけにカードを持つのではなく、カードの総合的な付帯特典の中にプライオリティパスが含まれていると考えるのが正しい見方です。

同伴者の扱い — 家族旅行での注意点

プライオリティパスの同伴者料金は、家族旅行の場面で大きなポイントになります。

多くのカードでは同伴者1名あたり3,300円(税込)です。4人家族で利用すると本人以外の3名分で9,900円。往復で使えば19,800円。年2回の旅行なら同伴者料金だけで39,600円になります。

2歳未満の子どもは無料としているラウンジが多いですが、2歳以上は大人と同じ料金を請求されるケースがほとんどです。「子ども料金」のような割引は基本的にありません。

家族旅行でラウンジを使いたいなら、いくつかの対策があります。まず、配偶者も別途プライオリティパス付きカードを持つ方法。夫婦で楽天プレミアムカードを持てば年会費22,000円で2名分のプライオリティパスが手に入り、同伴者料金を抑えられます。

もう一つは、そもそも家族全員でラウンジに入らないという割り切りです。搭乗ゲート近くのフードコートで食事を済ませ、ラウンジは1人で短時間だけ使うといった運用をしている方も実際にいます。

家族カードにプライオリティパスが付帯するカードは限られます。三井住友カード プラチナプリファードの家族カードにはプライオリティパスが付帯しないため、注意が必要です。

プライオリティパスアプリの使い方

プライオリティパスの公式アプリは、物理カードを持ち歩かなくてもラウンジを利用できるようにする便利なツールです。iOS・Android両対応で、無料でダウンロードできます。

初回セットアップでは、カード会社から届いた会員番号とアクティベーションコードを入力します。登録が完了するとデジタル会員証が表示され、これをラウンジの受付で提示するだけで入場できます。

アプリの主な機能は4つあります。

1つ目は、ラウンジ検索です。空港名や都市名で検索すると、利用可能なラウンジの場所・営業時間・設備(シャワー、Wi-Fi、食事の種類など)が一覧で表示されます。空港の地図上でラウンジの位置も確認できるため、初めての空港でも迷いにくいです。

2つ目は、デジタル会員証です。QRコードが表示され、対応ラウンジではこれをスキャンするだけで入場手続きが完了します。物理カードを忘れた場合でもアプリがあれば問題ありません。

3つ目は、利用履歴の確認です。過去にどのラウンジをいつ利用したかが記録されます。楽天プレミアムカードのように年間利用回数に制限がある場合、残り回数の管理に役立ちます。

4つ目は、ラウンジの口コミ・評価です。他のユーザーのレビューを参考にできるため、複数のラウンジがある空港ではどこに行くか判断しやすくなります。

利用回数別の費用対効果

プライオリティパスの価値は、年間何回使うかで大きく変わります。

年1回の利用なら、正直なところどのカードでも年会費の元を取るのは難しいです。航空会社のラウンジ(ビジネスクラス利用時など)や、クレジットカード会社が提供する国内空港ラウンジで十分かもしれません。年会費無料のカードで国内空港のカードラウンジを使うほうが経済的です。年会費無料カードの選び方は海外旅行クレジットカードおすすめ5枚で詳しくまとめています。

年2〜3回の利用なら、楽天プレミアムカード(11,000円)が最もお得です。1回あたりのコストは3,667〜5,500円。ただし年5回制限がある点を忘れずに。往復で使うなら年2〜3回の旅行で4〜6回のラウンジ利用になるため、ギリギリのラインです。

年4回以上の利用(ラウンジ利用8回以上)なら、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(22,000円・無制限)が選択肢に入ります。楽天プレミアムカードの年5回制限を超える可能性が高いためです。

筆者がプライオリティパスに助けられた場面

筆者はこれまで32か国以上を旅してきましたが、プライオリティパスのラウンジが本当にありがたかったのは華やかな場面ではなく、むしろトラブルの場面でした。

一つはドバイでの6時間トランジット。深夜0時に到着し、早朝6時のフライトまでひたすら待つ必要がありました。一般エリアのベンチは硬く、照明は煌々と点いたまま。プライオリティパスでラウンジに入ると、リクライニングシート、シャワー、温かい食事が用意されていました。6時間の苦行が、6時間の休息に変わった瞬間です。

もう一つはヨーロッパ周遊中のフライトディレイ。出発が3時間遅れると告げられたとき、ゲート前で3時間待つか、ラウンジでWi-Fiとコーヒーを確保するかでは精神的な負担がまったく違いました。

逆に、短いトランジット(1〜2時間)ではラウンジに行く時間がもったいないこともあります。搭乗ゲートから遠いラウンジだと、移動だけで15分かかる場合もあるためです。プライオリティパスは「時間に余裕があるときの味方」と考えるのが現実的です。

知っておくべき注意点

プライオリティパスを使い始める前に、いくつか押さえておくべきポイントがあります。

デジタル会員証への移行が進んでいます。以前は物理カードが届くまで2〜3週間かかりましたが、現在はプライオリティパスの公式アプリでデジタル会員証を表示できるカードが増えています。旅行直前にカードを申し込んでも、アプリ経由であれば間に合う場合があります。ただし、カードの発行自体に1〜2週間かかるため、余裕をもって準備してください。

プライオリティパス対応の「レストラン」や「リフレッシュ施設」は、ラウンジとは扱いが異なるケースがあります。一部のレストランでは利用金額に上限が設定されていたり、特定のメニューに限定されていたりします。ラウンジと同じ感覚で入ると想定外の請求が来ることがあるため、事前にアプリで条件を確認しましょう。

混雑時には入場を断られることもあります。特にバンコク・スワンナプーム空港やシンガポール・チャンギ空港のプライオリティパスラウンジは混雑しやすく、ピーク時間帯にはウェイティングが発生する場合もあります。

どのカードを選ぶべきか — 3つの判断基準

最後に、カード選びの判断基準を整理します。

プライオリティパスの費用対効果だけで選ぶなら、年5回以内の利用であれば楽天プレミアムカードが最安です。年会費11,000円は他のどのカードよりも低い。ただし、2025年の改悪で回数制限がついたため、利用頻度が高い方は別のカードも検討してください。

旅行特典を総合的に求めるなら、アメックスゴールドかセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスが候補になります。プライオリティパス以外の特典(保険、手荷物配送、マイル還元)も含めた総合力で判断してください。アメックスゴールドはプライオリティパスの利用が年2回に限られるため、ラウンジの利用頻度が低い方に適しています。

日常のポイント還元も重視するなら、三井住友カード プラチナプリファードが選択肢に入ります。プライオリティパスはあくまで付帯特典の一つとして、日常利用のポイント還元でカードの年会費を回収する設計です。

年会費無料カードの組み合わせ方を知りたい方は海外旅行向けクレジットカード5枚比較をご覧ください。
年に1〜2回の海外旅行なら、プライオリティパスより年会費無料で海外旅行保険が自動付帯するエポスカードのほうが費用対効果に優れます。プライオリティパスは付帯しませんが、傷害・疾病治療の補償が手厚く、持っているだけで保険が有効になる自動付帯は旅行者にとって大きな安心材料です。エポスカード公式サイトで詳細を見る

エポスカードの海外旅行保険についてはエポスカードの詳しいレビューで掘り下げています。

そもそも年に1回しか海外に行かないなら、プライオリティパス付きカードではなく、年会費無料のカードで十分です。浮いた年会費を旅行費用に回すほうが、よほど有意義な使い方ではないでしょうか。

クレジットカードを何枚持つべきかという問題についてはカード枚数の考え方の記事で整理しています。海外旅行のための通信環境も含めて準備したい方は、eSIM比較VPN比較もあわせてご覧ください。

よくある質問

プライオリティパスとは何?
世界148か国、1,600以上の空港ラウンジを利用できる会員プログラムです。通常は年会費が必要ですが、一部のクレジットカードに無料で付帯しています。
プライオリティパスの同伴者は無料?
カードによって異なります。楽天プレミアムカードは同伴者1名3,300円、アメックスゴールドは同伴者1名3,300円です。同伴者も無料になるカードは一部のプラチナカード以上に限られます。
プライオリティパスで使えるラウンジはどこで確認できる?
プライオリティパスの公式アプリまたはWebサイトで検索できます。空港名で検索すると、利用可能なラウンジの場所・営業時間・設備が確認できます。
年会費無料でプライオリティパスがつくカードはある?
2026年時点で、年会費完全無料でプライオリティパスが付帯するカードは存在しません。最もお得なのは年会費11,000円の楽天プレミアムカードです。
楽天プレミアムカードのプライオリティパスは改悪された?
2025年1月以降、楽天プレミアムカードのプライオリティパスは年間5回までの利用制限が導入されました。以前は回数無制限だったため、ヘビーユーザーにとっては実質的な改悪です。
プライオリティパスのアプリは必須?
必須ではありませんが、あると便利です。デジタル会員証の表示、ラウンジ検索、混雑状況の確認、QRコード入場など、物理カードにはない機能が揃っています。
同伴者が子どもの場合も料金がかかる?
ラウンジによって異なります。多くのラウンジでは2歳未満は無料ですが、2歳以上は大人と同額の同伴者料金が発生します。事前にアプリで各ラウンジの規約を確認してください。

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