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海外からTVer・ABEMAが見られない?VPNで日本のテレビを見る方法

ホテルの夜、TVerが開かなくて気づく「日本限定」の壁

バンコクのホテルでベッドに転がりながらTVerを開いたら、「お住まいの地域ではご利用いただけません」。先週の金曜ドラマの続きを楽しみにしていたのに、再生ボタンを押しても真っ暗な画面が返ってくるだけでした。

TVerもABEMAも、日本国内からの接続を前提に設計されています。海外のIPアドレスからアクセスした瞬間、コンテンツの再生がブロックされます。Netflixのように「その国のライブラリに切り替わる」のではなく、純粋に見られなくなります。

旅行中のホテル時間は意外と長いです。移動日の夜、雨で外出を諦めた日、体調を崩して部屋にこもる日。そういうときに日本のテレビが見られないのは、地味にストレスになります。

VPNがあればこの問題は5分で解決します。

なぜ海外からTVer・ABEMAが見られないのか

理由はNetflixと同じ「ジオブロッキング(地域制限)」です。

TVerは日本の民放テレビ局が共同運営する見逃し配信サービスで、放送コンテンツの配信権は日本国内に限定されています。権利上の理由から、海外IPアドレスからのアクセスを遮断しています。

ABEMAも同様です。オリジナルコンテンツの一部は海外対応していますが、地上波の見逃し配信やABEMAプレミアムの大半は日本限定です。

仕組みはシンプルで、接続元のIPアドレスが日本国内のものかどうかを判定しています。VPNで日本のサーバーに接続すれば、日本のIPアドレスが割り当てられるため、TVerやABEMAは「日本からのアクセス」と認識します。

実際にバンコクと台北でテストした結果

2026年3月、バンコクと台北のホテルWiFi環境で主要VPN 3サービスをテストしました。

テスト条件は、iPhone 15 Pro + 各VPNの日本サーバー接続で、TVer・ABEMA・Radikoの視聴を確認しています。

NordVPNの結果です。TVerは問題なく視聴でき、画質はHDで安定していました。ABEMAも全コンテンツにアクセスできました。Radikoは東京サーバー接続で在京局が聴取可能。バンコクからの下り速度は38Mbps、台北からは42Mbpsでした。

ExpressVPNの結果です。TVerは視聴可能でしたが、バンコクから接続した際に初回読み込みがやや遅い場面がありました(約5秒)。ABEMAは問題なし。Radikoも聴取可能。バンコクからの下り速度は35Mbps、台北からは38Mbpsでした。

MillenVPNの結果です。TVerは視聴可能。ABEMAも視聴可能でしたが、ABEMA側で「混雑しています」の表示が出ることが2回ありました。Radikoは聴取可能。バンコクからの下り速度は28Mbps、台北からは31Mbpsでした。

3サービスともTVer・ABEMAの視聴は問題なくできました。速度と安定性ではNordVPNが一歩リードしています。

VPNでTVer・ABEMAを見る手順(5分で完了)

手順はNetflixの場合と同じです。

まずVPNアプリをインストールします。NordVPN、ExpressVPN、MillenVPNのいずれかのアプリをApp StoreまたはGoogle Playからダウンロードして、アカウントを作成します。

次に日本サーバーに接続します。アプリを開いて、サーバーリストから「Japan」または「日本」を選択して接続ボタンを押します。NordVPNの場合は「Quick Connect」でも日本サーバーに自動接続されます。

最後にTVerまたはABEMAを開きます。VPN接続中にTVerアプリまたはブラウザでTVerにアクセスすれば、日本にいるときと同じようにコンテンツが再生されます。

注意点として、VPNに接続する前にTVerアプリを開いていた場合、キャッシュの関係で「地域外」と判定されることがあります。その場合はアプリを一度完全に閉じてから開き直してください。

スマホとPCどちらで見るべきか

海外からTVerやABEMAを見る場合、スマホとPCでは使い勝手が異なります。

スマホ(iPhone/Android)では、VPNアプリとTVer/ABEMAアプリの両方をインストールしておく必要があります。VPNを接続してからアプリを起動すれば視聴できます。ベッドで寝転がりながら見るにはスマホが手軽です。

PC(Windows/Mac)では、VPNアプリで日本サーバーに接続した状態で、ブラウザからTVer公式サイト(tver.jp)にアクセスします。PCの画面サイズで見られるためスマホより快適で、ホテルのWiFiにPCを繋いでいる場面では画質も安定しやすいです。

筆者のおすすめはPC + ホテルWiFi + VPNの組み合わせです。スマホのeSIM回線でVPN経由の動画ストリーミングを行うと、データ消費がかさみます。ホテルのWiFi回線ならデータ消費を気にせず長時間視聴できます。

タブレット(iPadなど)でも同様にVPNアプリ + TVerアプリで視聴可能です。機内でダウンロード済みのコンテンツを見終わってしまったときのバックアップとしても使えます。

TVer・ABEMA以外に海外から見られる日本のサービス

VPNで日本サーバーに接続すれば、TVer・ABEMA以外にも以下のサービスが利用可能です。

Radikoは日本のラジオ放送がリアルタイムで聴けます。タイムフリー機能(過去1週間の番組を再生)も海外から使えました。移動中のBGMや情報収集に便利です。

U-NEXTは筆者のテストでは接続可能でした。ただしU-NEXTはVPN対策を強化している情報もあるため、サーバーを変えても見られない場合があります。

dアニメストアは海外から直接アクセスすると完全にブロックされますが、NordVPN経由で視聴可能でした。アニメ好きの方にはTVer以上に重要かもしれません。

FODプレミアムは接続テストで問題なく視聴できました。フジテレビ系のドラマを見たい方はこちらも候補になります。

NHKプラスは受信契約が必要なサービスですが、VPN経由で海外からもアクセス可能でした。ニュースや大河ドラマなど、NHKコンテンツを見たい方向けです。

スマートテレビやFire TV Stickで見る方法

ホテルのテレビにFire TV StickやChromecastを繋いで大画面で見たい方もいるでしょう。

Fire TV StickにはNordVPNのアプリがあります。Fire TV Stick上でNordVPNアプリをインストールして日本サーバーに接続すれば、リモコン操作だけでTVerが見られます。筆者はバンコクのホテルでこの方法を使い、テレビの大画面で金曜ドラマを見ていました。

Chromecastの場合は端末側(スマホやPC)でVPNに接続した状態でキャストすれば問題ありません。

Apple TVはNordVPNのtvOS用アプリに対応しています。MillenVPNはApple TV非対応なので注意してください。

見られないときのトラブルシューティング

VPNに接続してもTVerが再生されない場合の対処法です。

サーバーを変えてみてください。NordVPNなら「Japan #〇〇〇」の番号が異なるサーバーに切り替えます。TVerが特定のIPアドレスをブロックしている場合、別のサーバーに変えるだけで解決することがあります。

アプリのキャッシュをクリアしてください。TVerアプリの「設定」→「キャッシュ削除」、またはアプリを一度アンインストールして再インストールします。

ブラウザで試してみてください。TVerアプリでダメな場合、SafariやChromeでtver.jpにアクセスすると見られることがあります。

プロトコルを変更してみてください。NordVPNの設定で「NordLynx」から「OpenVPN (TCP)」に切り替えると、ホテルのネットワーク環境によっては安定することがあります。

VPN選びのポイント(TVer・ABEMA視聴向け)

TVer・ABEMAの視聴に適したVPNの条件は3つあります。

日本サーバーの数が多いことです。サーバーが少ないとIPアドレスがブロックされやすくなります。NordVPNは日本に130台以上のサーバーがあり、ブロックされても代替サーバーに切り替えやすいです。

下り速度が30Mbps以上であること。HD画質でスムーズに視聴するには最低でも15Mbps、4K画質なら25Mbps以上が必要です。NordVPNとExpressVPNはバンコクからでも35Mbps以上を計測しており、十分な速度です。

返金保証があること。TVerやABEMAでの接続がうまくいかない場合に備えて、30日間返金保証のあるサービスを選んでおくと安心です。NordVPN、ExpressVPN、MillenVPNの3つともこの条件を満たしています。

VPNサービスの詳しい比較はこちらにまとめています。速度テストの詳細データや料金プランの比較が確認できます。

TVerやABEMAを海外から確実に見たいなら、日本サーバー130台以上のNordVPNが安心です。NordVPN公式サイトで料金を確認する(30日間返金保証付き)

その他の日本の動画配信サービスの海外対応状況

TVer・ABEMA以外の日本の動画配信サービスについても、海外からの視聴状況を整理しておきます。

Netflixは海外でも利用可能ですが、視聴できるコンテンツが渡航先の国のラインナップに変わります。日本限定のアニメやドラマを見たい場合はVPNで日本サーバーに接続する必要があります。詳しくはNetflixの海外視聴ガイドをご覧ください。

Amazon Prime Videoも同様に、海外では視聴可能なコンテンツが制限されます。VPNで日本サーバーに接続すれば、日本のラインナップを視聴できます。

Huluは日本版と海外版(Hulu US)が完全に別サービスです。日本のHuluアカウントでログインしても、海外からはほとんどのコンテンツが再生できません。VPN経由であれば視聴可能です。

Disney+は、グローバルサービスのため海外でも利用可能なコンテンツが多いです。ただし、日本限定の作品は海外から視聴できないことがあります。

Radikoは完全に日本国内限定のサービスです。VPNなしでは一切聴取できません。筆者のテストではNordVPNの東京サーバーで問題なく聴取できました。Radikoの海外視聴方法も参考にしてください。

通信速度と画質の関係

VPNで動画を視聴する場合、通信速度が画質に直結します。目安を整理しておきます。

SD画質(480p)は3Mbps以上あれば再生可能です。ホテルの遅いWiFiでも、この画質であれば問題なく視聴できることが多いです。

HD画質(720p〜1080p)は5〜10Mbps必要です。NordVPNの日本サーバーであれば、大半の国から15Mbps以上出るため問題ありません。

4K画質(2160p)は25Mbps以上が推奨されます。VPN経由では速度が落ちるため、4Kでの視聴は期待しないほうがよいでしょう。

eSIM経由の通信は、一般的に15〜30Mbps程度の速度が出るため、HD画質であれば快適に視聴できます。ただし、データ消費には注意してください。HD画質のストリーミングは1時間で約1.5〜3GBを消費します。長時間視聴する場合は、ホテルWiFiに接続した状態で視聴するのが賢明です。

eSIMとVPNの組み合わせが最強

海外ではホテルWiFiだけでなく、eSIMのモバイルデータ通信を使うことも多いです。eSIM経由の通信でもVPNは問題なく動作します。

カフェでスマホからTVerを見るとき、eSIM + VPNの組み合わせならフリーWiFiのセキュリティリスクもなく、安定した速度でストリーミングできます。

eSIMの選び方についてはeSIM比較記事を、VPNとの組み合わせについては海外ネット環境の完全ガイドを参考にしてください。

VPNで視聴できなくなった場合の対処法

VPNを接続しているのにTVerやABEMAが見られなくなることがあります。原因はいくつか考えられます。

まず確認すべきはVPNの接続先サーバーです。日本のサーバーに接続しているつもりでも、自動接続の設定によっては最寄りの海外サーバーに接続されていることがあります。VPNアプリの接続先が「Japan」「Tokyo」などになっているか確認してください。

次に、DNSリーク(DNS漏れ)の問題があります。VPN接続中でも、DNSリクエストがVPNトンネルの外を通ってしまうと、動画配信サービス側にはVPN経由ではない本来のIPアドレスが見えてしまうことがあります。NordVPNやExpressVPNの場合、アプリの設定でDNSリーク防止が有効になっているか確認してください。

サーバーのIPアドレスが動画配信サービスにブロックされているケースもあります。特にNetflixはVPNサーバーのIPアドレスをデータベース化しており、積極的にブロックしています。この場合、VPNアプリで別のサーバーに接続し直すと解決することが多いです。NordVPNには日本だけで数百台のサーバーがあるため、1つがブロックされても別のサーバーに切り替えられます。

ブラウザのキャッシュやCookieが原因のこともあります。シークレットモード(プライベートブラウジング)でTVerやABEMAを開き直してみてください。

長期滞在者のためのVPN活用術

1週間以上の長期滞在では、VPNの使い方にも工夫が必要です。

バッテリー消費を抑えるために、VPN接続は動画視聴時だけに限定するのがおすすめです。常時VPN接続のままにしておくと、バッテリー消費が10〜20%増加することがあります。NordVPNには「自動接続」と「手動接続」を切り替える設定があるので、動画を見るときだけ手動でオンにする使い方が効率的です。

データ消費が気になる場合は、動画のダウンロード機能を活用してください。NetflixやAmazon Prime Videoは、VPN接続中にコンテンツをダウンロードしておけば、オフラインで再生できます。ダウンロード時だけVPNを接続し、再生時はオフラインで楽しむ。これならデータ消費を最小限に抑えられます。

ホテルのWiFiが遅い場合は、視聴時間帯を工夫してみてください。ホテルWiFiは夜の20時〜23時が最も混雑し、速度が落ちやすいです。チェックアウト前の朝や、午後の空いている時間帯に動画をダウンロードしておくと、夜はストレスなく再生できます。

まとめ:出発前にVPNを入れておくだけで旅先の夜が変わる

TVerもABEMAも、VPNさえあれば海外から普通に見られます。設定は5分で終わりますし、30日間返金保証があるので旅行期間だけ使って解約してもお金はかかりません。

Netflixの海外視聴についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。VPNはNetflix、TVer、ABEMA、Radikoをまとめてカバーできるので、動画配信サービスを使う方は一つ入れておいて損はありません。

よくある質問

海外からTVerは見られない?
そのままでは見られません。TVerは日本国内のIPアドレスからのアクセスのみを許可しています。海外のホテルWiFiやeSIMの通信では、TVerのトップページは開けてもコンテンツの再生ができません。
VPNを使えば本当にTVerが見られる?
はい。筆者のテスト時点(2026年3月、バンコク・台北)ではNordVPNとExpressVPNでTVerの番組をフル視聴できました。ただしTVer側の対策は変わる可能性があるため、将来的に使えなくなるリスクはゼロではありません。
ABEMAは海外から見られる?
無料コンテンツの一部は海外からも視聴可能ですが、地上波の見逃し配信やABEMAプレミアムの多くのコンテンツは日本国内限定です。VPNで日本サーバーに接続すれば、すべてのコンテンツにアクセスできます。
無料VPNでもTVerは見られる?
ほぼ無理です。TVerは無料VPNのIPアドレスを優先的にブロックしており、仮に接続できても速度が遅すぎて映像がカクつきます。無料VPNの通信速度は5〜12Mbps程度で、HD画質の動画視聴には不十分です。
VPNでTVerを見るのは違法?
日本を含む大半の国でVPNの利用自体は合法です。TVerの利用規約には「日本国内からの利用」を前提とした記載がありますが、個人が一時的にVPNで視聴することで法的責任を問われた事例は筆者の知る限りありません。
Radikoも海外から聴ける?
はい。RadikoもTVerと同様にIPアドレスで地域を判別しています。VPNで日本サーバーに接続すれば、海外からでもRadikoでラジオを聴けます。NordVPNで東京サーバーに接続した場合、在京局がすべて聴取可能でした。

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